本日、遂に正式稼動を果たしたPTRサーバの導入に併せて、“このプレイヤーを回避”する機能を廃止したことが明らかになった「Overwatch」(オーバーウォッチ)ですが、新たにJeff Kaplan氏がBluepostを通じてマッチメイキングの継続的な改善やトレードオフについて言及し、“回避”オプションがマッチメイキングを破壊していたとして、興味深い廃止の理由を明らかにしました。
なお、この“回避”機能は現行のライブサーバ上にUIが残っているものの、既に機能自体は無効化されており、来る“Competitive Play”パッチの導入に併せてメニューから削除される予定となっています。
- “このプレイヤーを回避”(Avoid This Player)機能は、フレンドの追加やブロック、通報といったソーシャル機能の一部として実装されたもので、不作法なプレイヤーをマッチメイキングから除外することを可能にしていた。(これはつまるところ、プレイヤーの善し悪しではなく、苦手な高スキルプレイヤーの回避を可能にしていた)
- 正反対の役割を担う“このプレイヤーを優先”(Prefer This Player)機能は、意図した役割を果たしているものの、回避オプションについては、(パフォーマンスを含む)マッチメイキングに大きな影響を与えていた。
- “回避”機能を廃止した背景について言及したJeff Kaplan氏によると、今回の決定はウィドウメイカーの世界的なトッププレイヤーの1人が非常に長いキューを擁するマッチメイキングの不具合を訴えたことから浮上したもので、調査したところ、無数のプレイヤーが彼をオプション経由で“回避”していたことが判明。これに伴いマッチメイキングに長い時間が必要となっていただけでなく、結果的に実際よりもスキルレベルの低いプレイヤーとマッチする状況に陥っていたとのこと。
- 氏はシステムを最善の意図を反映すべくデザインしたものの、結果は悲惨なものだったと語り、“回避”システムを即時廃止したことを明らかにしている。(現行ビルドに残るUIは来るパッチにて削除される)
- また、有害で不適当なプレイヤーの対応については、“ブロック”と“通報”オプションを利用してほしいとのこと。
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