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アメリカの小売と一部デジタルプラットフォームを含むビデオゲーム市場に関する調査報告でお馴染み「NPD Group」が、新たにビデオゲーム市場を専門に扱う大手調査会社“EEDAR”の買収を発表し、デベロッパやパブリッシャーに提供する市場調査やデータ解析のさらなる強化を図ることが明らかになりました。

これは、1988年にビデオゲーム市場の専門的な分析を開始した大手“NPD Group”と、15万本超のビデオゲームに関する2億以上のデータと独自の解析/コンサルティングポータル“GamePulse”を擁する“EEDAR”が、両社の膨大なアセットと専門技術を融合させることで、調査規模の拡大やスピードの向上を目指すもので、“EEDAR”は現状の名称を維持したまま、10月上旬に買収が完了する予定とのこと。

今年7月には、一部デジタルプラットフォーム（PSN/Xbox Live/Steam）の販売をSKU単位で集計したデータの提供を開始した“NPD Group”ですが、大手2社の統合に伴い、より現状に即した販売データの提供が実現するか、10月以降のNPD報告に改めて注目が集まるところです。