映画市場は死んだ、“ザ・テロリスト”トリロジーを終えたウーヴェ・ボル監督が引退を表明

2016年10月27日 13:32 by katakori
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「 ウーヴェ・ボル」

映画版“Postal”や“Dungeon Siege”、“BloodRayne”シリーズを手掛け、多くのゲーマーや映画ファンから最低最悪な映画製作者として悪評高いお馴染みウーヴェ・ボル監督ですが、今年ブレンダン・フレッチャー主演の“ザ・テロリスト”トリロジー最終章“Rampage: President Down”を撮り終えたボルが新たにMetro紙のインタビューに応じ、なんとRampageの3作目を以て映画監督を引退することが明らかになりました。

引退について言及したボルは、“Rampage: President Down”を見て気に入ったとしても、世間のあらゆる場所へと配信される映画の巨大な波に呑まれ、さして強いインパクトも与えないと語り、世界的なDVDとBlu-rayの市場が過去3年で80%も減少し、もはや映画でこれ以上利益を得られないと説明。

これが引退を決めた本当の理由であり、既に新しい映画を作る余裕が全くないと語ったボルは、10年に渡って自己資金で映画を製作してきた経緯に触れ、年齢の問題も含め安い学生映画に立ち帰るような恥ずかしいことはできないと胸中を明かしています。

なお、今後は自身が経営する映画流通ビジネスとバンクーバーの素敵なレストラン“Bauhaus”に専念するとのこと。

余談ながら、10年に渡って自己資金で映画を製作してきたと言い張るボルは、これまで誰も資金を提供しなかった自身の作品が気概とリアルさに満ちた素晴らしい作品だと断言し、オリバー・ストーンの“ウォール・ストリート”やジェイソン・ボーンといったあらゆる嘘っぱちに比べて俺の映画は本物だと強調しています。

さらに余談ながら、2013年にはジュリアン・アサンジとエドワード・スノーデンをテーマに描く“Postal”続編のKickstarterキャンペーンを実施し、ボル自ら金をよこせと直球勝負に出たものの全く資金が集まらず、ポスタルファンの9割は違法ダウンローダーだと怒り狂い、誰も資金を寄こしやしないという本人の言を自ら証明していました。

怒れるビルの戦いが遂に終わる“Rampage: President Down”の第1弾トレーラー
“Rampage: President Down”の第2弾トレーラー

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