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昨晩Blizzardのコミュニティマネジャーを務めるBashiokことMicah Whiple氏がTwitter上でファンの質問に応え、コンソール版のリードデザイナーをJosh Mosqueira氏が担当していると発言したところ、海外メディアによる“コンソール版確認”の報道を発端に、コンソール版のリリースが決定したかの様なニュアンスの報道が拡散し注目を集めました。

そんな中、Blizzardが今回の報道に対しGame Informerに声明を発表し、コンソール版リリース決定の事実は無く、Bashiok氏の発言は以前からのスタンスと同様に“積極的な模索”を続けていることを示唆しているに過ぎないと強調しました。

当サイトでもこれまでも何度かに渡ってお伝えしている通り、コンソール版の“積極的な模索”は2010年頃から既に何度も明言されており、2011年には実際に開発を伴う形で進められていることがJay Wilson氏やJosh Mosqueira氏の発言から判明。さらに、昨年の9月には具体的な進捗としてパッド操作実装の実験報告などが行われています。

また、今回紹介されたJosh Mosqueira氏は昨年8月に開催されたGamescomの頃からコンソール版のリードデザイナーの肩書きで活動しており（※ 参考インタビュー）、Bashiok氏の発言が以前の動向と違う目新しい発表で無いことは明らかです。

いずれにしろ、コンソール版開発がかなり具体的なビジョンを持って進められていることはこれまでと同様に変わらない事実ですが、スケジュールについてはBlizzardのみぞ知ると言ったところで、一先ずはPC/Mac版のリリーススケジュールの発表に期待したいところです。