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昨晩、2年ぶりの開催を迎えたBlizzardのファンイベント“BlizzCon 2013”ですが、2007年に存在が浮上し、今年こそ何らかの具体的な発表が行われるかと注目を集めていたMMOプロジェクト「Titan」に関する情報は残念ながら明らかにされませんでした。

そんな中、BlizzardのボスMike Morhaime氏がBlizzCon会場でTitanの進捗に触れ、未発表の計画が確かに存在していると明言。今年5月に発表された“計画の大きな変更”に関する声明を捕捉する情報として、ある段階で本作の計画が適切な期間中にBlizzardが求める品質を達成しないことに気が付いたと説明。これにより、Blizzardが計画を1段階後退させる困難な決定を行ったと明らかにしました。

また、現状のTitanが当初のビジョンに匹敵するかとの質問に答えたMike Morhaime氏は「現在のTitanはBlizzardが当初セットした内容とは大きく異なっている」と述べ、前述した決定後に大きな変更が加えられていることを示唆しています。

一方、GameSpotのインタビューに応じたBlizzardのPaul Sams氏もTitanの不在について言及しており、現段階でTitanについて提示出来る情報が存在しないことを前置きした上で、Blizzardの皆が新しいフランチャイズを手掛けたいと考えていると説明。新しいフランチャイズを開始する事は困難で危険なことだと語った氏は、しかしこれがBlizzardを思いとどまらせる理由にはならないと強調しました。

何れにしろ、今も水面下で計画が進行していることは間違いTitanですが、World of Warcraftこそやや陰りが見えるものの、主要IP3種が今も意欲的な取り組みを見せる状況でBlizzardが一体どんな作品を思い描いているのか、まだしばらくは先であろうお披露目が今から待ち遠しいところです。