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昨日、ヨーロッパの一部地域を襲った激しい暴風雨に伴う河川の氾濫により、オフィスに壊滅的な被害を受けたイングランドの「Hello Games」ですが、先ほど被害から1夜明けた同スタジオの公式Twitterが改めて被害の状況に言及し、幾つか具体的な情報が明らかになりました。

聖書に描かれるような規模の水流が窓から流れ込んだと語ったHello Gamesによると、氾濫した川が近所の銀行を破壊したほか、スタジオ内部のPCやモニタ、家具、ドア、壁に加え、ネオジオポケットを含むスタッフのコンソールコレクションなど、ほとんどの機材や所有物が洪水で流されてしまったとのこと。

ただし、Hello Gamesは終始軽いジョークを交えながら報告を行っており、一夜明けた現在は被害状況を調べているものの、自分達がこれを経てさらに強くなって復帰を果たすことは判っていると強調。必要なのは働く場所と作業を行うマシンだけだと今後の復旧に向けて力強いメッセージを伝えています。

海中から地上、惑星、宇宙にまで広がるロケーションをはじめ、生物や樹木に至るまで、全ての要素をプロシージャル技術で生成する意欲作“No Man’s Sky”をサプライズ発表し、一躍注目デベロッパとなったHello Gamesですが、今回の不運な被害を今後の推進力に変えることが出来るか、スタジオの復旧と開発の進捗に改めて注目が集まるところです。