doope!

今年2月初めに、シリーズの累計販売が3,500万本を突破したことが報じられ、2月末にはワーナー・ブラザーズが映画化権を取得し“The Lego Movie”を手掛けたRoy Leeが製作に参加することが報じられたお馴染み「Minecraft」ですが、新たにThe Wall Street Journalがまもなく公表されるMojangの2013年における財務諸表の概要を報告し、昨年の売上げが20億7,000万クローナ（約330億円）に達し、お馴染みNotchことMarkus Persson氏の別会社に支払われるライセンス料が8億2,100万クローナ（約131億2,800万円）規模となっていることが明らかになりました。

なお、2013年におけるMojangの純利益は8億1,600万クローナとなっており、前年の利益が3億2,500万クローナだったことから、今も好調な販売が続くMinecraftの成功が未だ倍を超える爆発的な成長を促していることが伺いしれます。

また、今年の収益についてThe Wall Street Journalのインタビューに応じたMojangの役員Carl Manneh氏は、通常のゲームを考える場合、ローンチを経た初年度以降は販売の下降を予測し始めるだろうが、Mojangにそういった動きは実際に発生していないと発言。財務的な意味では、新たな計画を急ぐプレッシャーが全く無いどころか、Mojangには特別なゴールの達成を要求する外部のオーナーさえ存在しないと語り、非常に特殊な成功の下に企業が位置していることを強調しました。

なお、The Wall Street Journalによると、Mojangの従業員は約40名で1人あたりの売上げは813万ドル（約8億2,500万円）に達している一方で、665人の従業員を抱えるKingの従業員1人あたりの売上げが283万ドル。さらに、2,000人の従業員を擁するZyngaの従業員1人あたりの売上げは43万7,000ドルとなっているとのこと。