昨年を代表するインディータイトルの1つとして高い評価を獲得した“Papers, Please”の開発者Lucas Pope氏が、古いMac Plus作品のような白黒の1-bit表現を特色とする一人称視点の“1-bit”ミステリーゲーム「Return of the Obra Dinn」をアナウンスしました。
“Return of the Obra Dinn”は、1802年に200トンを超える貿易品を積みロンドンからアジアへと出発し、その後喜望峰の連絡場所に姿を見せず遭難が宣言されたものの、6年を経た1808年10月14日に帆と全ての乗組員を失った状態で港へと漂着した貿易船“Obra Dinn”号の謎を追う作品で、プレイヤーは東インド会社ロンドン支店の損害査定人として船に乗り、“Obra Dinn”号の船長が記した航海日誌を手に入れる手段を調査するというもの。
TIGフォーラムでアナウンスを行ったLucas Pope氏は、“Papers, Please”を含めこれまでに取り組んだ作品とは全く異なるゲームの開発にチャレンジしたいと語っており、ゲームプレイに絡むクリエイティブよりも、レンダリングやストーリー、技術的な特徴を重視したいと述べ、今のところストーリーについてはラフなアイデアのみが存在していると明らかにしています。
ストーリーとゲームプレイについては、“アイテムを収集し手掛かりを見つける”ような典型的な構造ではなく、古い商船という限定的な空間を舞台に繰り広げられるサスペンスとひねりを備えた奥深いミステリーを描きたいと説明。また、ゲームプレイには何らかのクールな要素を用意しているものの、紹介は当分先になるとのこと。
今のところ、対応プラットフォームとリリース時期は不明ですが、Lucas Pope氏はTIGフォーラムのDevLogにて進捗の報告を行うと予告しており、約半年の開発を想定し、その多くをモデリングとアニメーションに費やすだろうと報告しています。
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