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2012年3月にValveのバーチャルマネーやバーチャル経済を研究するVALVE Economicsのコンサルタントに就任したことで話題となったアテネ大のYanis Varoufakis経済学教授ですが、1月25日のギリシャ総選挙における急進左派連合の圧勝に伴う新政権の組閣と、EUの金融支援に対する姿勢に注目が集まるなか、本日Yanis Varoufakis氏がSYRIZAの指名を受けギリシャの財務相に就任したことが明らかになりました。

SYRIZAの圧勝に伴い首相に就任したAlexis Tsipras氏は、厳しい情勢が続くギリシャ経済について、5年間に及んだ屈辱と苦痛を終わらせると誓い、国の負債と26％にも及ぶ失業率の回復に取り組む方策の概要を提示していますが、ギリシャ財務相として非常に大きな役割を担うこととなったYanis Varoufakis氏が現在の状況を好転させることができるか、財政再建に向けた取り組みに大きな注目が集まる状況となっています。

なお、Yanis Varoufakis教授のValveにおける活動は、主にTF2経済におけるバーターや両替といった事象、Valve固有のマネジメントモデルに対する研究が知られ、2013年2月頃までは活動が確認されていたものの、その後具体的な研究の成果や活動に関する話題が途絶えていました。