昨年10月に出資者向けの期間限定プレビューが実施され、幾つかのゲームプレイ映像が登場した期待の2DアクションRPG「Hyper Light Drifter」ですが、新たにICXMのポッドキャストチームが本作の開発を率いるAlex Preston氏のインタビューを掲載し、コンソール版のリリース時期を含む進捗や開発体勢、作品の内容に関する幾つかのディテールが判明しています。
■ “Hyper Light Drifter”の開発状況について
- “Hyper Light Drifter”のリリース時期について、現時点で公表されているのはPC版の2015年内リリースのみとなっており、コンソール版のリリース時期については今回も具体的な情報は明かされていない。
- Alex Preston氏は、今回のインタビューで改めてPC版のリリースを優先している状況を挙げた上で、コンソール対応については数ヶ月を見越した認可プロセスと更なる投資が発生する可能性があると説明。適切な方法で可能な限り早いリリースを目指すものの、Alex Preston氏はXbox One版(※ ここで挙がっているプラットフォームの言及はインタビューを掲載したICXMがMicrosoftのファンサイトであることに拠る)の2016年発売もあり得ると語っており、ゲームの品質を落として発売を急ぐ意志がないことや、Heart Machine側が認可プロセスの期間をコントロールできないことを挙げ、PC版のローンチからコンソール版のリリースまで、数ヶ月規模の期間を擁することが示唆されている。
- なお、現在常勤で開発を進めているHeart Machineの開発者は僅か5人で、他に数人のフリーランスが開発に参加しているとのこと。なお、最初の9ヶ月間はAlex Preston氏を含めた僅か3人で開発が進められていたとのこと。
■ “Hyper Light Drifter”のディテールについて
- “Hyper Light Drifter”は、台詞を一切用いずにレベル環境やゲームの展開を以てストーリーを描く作品として知られ、プロットの具体的なディテールについてはほとんど明らかにされていないが、Alex Preston氏によると本作の主人公は“Drifter”と呼ばれ、病気に冒されていることから、その治療法を探しているとのこと。
- また、ポストアポカリプスなゲーム世界は、世界の崩壊からさらに数世紀が過ぎた時代を舞台としている。
- ゲーム内には、宝箱を開けて得られる類のLoot品を含むアイテムの収集、発見要素が存在し、Diabloほどディープではないものの、異なる装備品に基づくロードアウトが存在する。
- 装備品の変更に加え、カラーカスタマイズやアイテムのアップグレードを含むカスタマイズ要素が存在する。
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