先ほど行われた任天堂の“World Championships 2015”を以て遂に本格的な幕開けを迎えた今年のE3ですが、先ほどHollywood BoulevardのDolby Theatreにて異例とも言えるBethesdaのショーケースイベント「Bethesda’s E3 Showcase」が遂にスタートしました。
今回は、一先ずプレショーを含むイベントにて行われた発表を当記事にまとめ、その後改めて個別記事としてご紹介します。
先ほど、“Bethesda’s E3 Showcase”の本開催に向けてかつてG4tvのホストを務めたAdam Sessler氏とMorgan Webb女史のコンビによるプレショーの放送が開始され、イベントの開幕を待つファンのインタビューに加え、“Fallout 4”のアナウンストレーラーが改めて放送されました。
先ほど“Bethesda’s E3 Showcase”が遂に開幕を迎え、Bethesdaの素晴らしい作品を手掛ける開発者達にフォーカスすたプロモーション映像が公開され、“The Elder Scrolls V: Skyrim”のテーマ曲に乗せてお馴染みPete Hines氏が登壇。スタジオ初のE3プレスカンファレンス開催に対する見解とファンへの感謝を伝え、今回の発表において様々なサプライズと発表を用意しているとアピール。最初の発表としてidが開発を手掛ける新生「DOOM」のプレゼンテーションがスタートしました。
ステージには新生“DOOM”の開発を率いるidのMarty Stratton氏が登壇し、新作の概要を紹介。火星の巨大な採掘施設と思われるロケーションで、大量のクリーチャーと戦う本作初のゲームプレイフッテージを上映しました。
今回のゲームプレイフッテージには、象徴的なダブルバレルショットガンやチェーンソーを含む多数の武器が登場するほか、敵がドロップする消費アイテムや設置済みのアイテム、武器の変更用HUD、施設内に残されたホログラフの記録、チェーンソーで敵の四肢と胴体を縦に真っ二つにするとんでもないゴア表現など、プレイヤーの四肢をもぎとり攻撃を加えるレブナントなど、満を持して登場するこれぞ“DOOM”!といった仕上がりの要素が収録されており、仕上がりに大きな期待が寄せられる状況となっています。
続いて、マルチプレイヤー要素をちらりと紹介するフッテージも紹介され、ペースの早いアリーナスタイルの戦闘やデーモンとしてプレイ可能なギミック(映像の中ではレブナントとしてプレイしていた)が確認されたほか、“DOOM Snapmap”と呼ばれるマップだけでなく、ゲームルールまで作成可能なインゲームコンテンツのインゲームクリエイトツールを導入することがアナウンスされ、DOOMコミュニティを全面的に支援することが強調されました。
続いて、さらに悪夢のような火星の屋外レベルを舞台に展開するシングルプレイヤーキャンペーンレベルのプレゼンテーションが行われ、大量のデーモンとの激しい戦闘を紹介。幾つかのど派手なフィニッシュムーブ(敵の口から直接グレネードをねじ込むような表現も見られた)を含む近接攻撃や上空からのストンプ、ロケットランチャーを用いた中規模な敵との戦い、超巨大な悪魔とBFGが登場しデモが終了。PS4とXbox One、PC向けの新作として2016年春の登場が報じられています。
新生“DOOM”に続いてMMOジャンルのベテランRich Vogel氏と“Dishonored”や“Half-Life 2”のCity 17を生んだViktor Antonov氏が開発を率いる新作として注目を集める“Battlecry Studios”の新作F2Pアクション「BattleCry」のプレゼンテーションが行われ、最新のゲームプレイ映像がお披露目されました。
続いてArkaneのお馴染みHarvey Smith氏とRaphael Colantonio氏がステージに登壇し、昨日Twitchの音声が流出したことから存在が浮上していた「Dishonored 2」を正式に発表。
オリジナルのアートスタイルを踏襲しフォトリアルさを増した驚きの映像が公開され、なんと前作から美しく成長したEmily Kaldwinが主人公を務めることが判明しています。
“Dishonored 2”の具体的なディテールは今のところ不明ですが、対応プラットフォームはPS4とXbox One、PCとのこと。
「Dishonored 2」のサプライズに続けて、Harvey Smith氏とRaphael Colantonio氏が来る新作に向けたオリジナルのリマスター「Dishonored: Definitive Edition」を正式に発表。PS4とXbox One、PC向けの新作として今年秋のローンチを予定していることが判明しました。
“Bethesda’s E3 Showcase”の最後を締めるべくBethesda Game StudiosのTodd Howard氏が登壇し、人気シリーズ最新作「Fallout 4」のプレゼンテーションを開始。膨大なコンセプトアートを提示した後、資源戦争以前の世界で展開する驚くべきキャラクタークリエーションが提示されました。
また、核戦争で崩壊した世界に目覚めた主人公を操作し、ダイナミックなボリューメトリックライティングが印象的な崩壊後の屋外環境を探索するゲームプレイが提示され、Mr.ハンディとの(馴染み深い)ダイアログやコンパニオンとの出会い、Mole ratとの戦闘を紹介。さらに、ボストンを舞台とする多彩なロケーションを紹介するハイライト映像が上映されました。
また、Todd Howard氏が開発中の“Pip-Boy”を写したコンセプト的な写真を提示した上で、新型の“Pip-Boy”を紹介。なんと“Pip-Boy”内部でドンキーコングやミサイルコマンド的なアーケードゲームを動作させる非常に興味深いデモを提示しました。
さらに、Todd Howard氏が“Fallout 4”仕様の“Pip-Boy”レプリカを同梱する豪華な限定版を発表。装着可能なレプリカにスマートフォンを装着し、セカンドスクリーン的な機能を持つアプリを用意することが判明しています。
加えて、XCOMやFTLといった作品にインスパイアされた“Vault”シムとも呼べるモバイル向けの新作「Fallout Shelter」が発表、“Vault”の施設と市民の育成、多彩なリワードを含むランダムLoot、火事や侵入者による襲撃といったイベント、住民の結婚と赤ちゃんの誕生を含む家系要素を特色とすることが判明。
なんと、サプライズとして本日iOS向けのローンチを果たすことが報じられています。
“Fallout Shelter”のサプライズに続いて、再び「Fallout 4」のプレゼンテーションが再開され、“Fallout 4”に実装された定住地の柔軟な建築要素がアナウンスされ、世界に存在する大量のアイテムを利用し作り上げることができる建築要素がアナウンスされ、新たな住民やコンパニオンが暮らすプレイヤー自身の大規模な拠点の建築が紹介されました。
同様の取り組みとして、様々なアイテムを組み合わせて一からオリジナルの武器を作成するクラフト要素やパワーアーマーの膨大なカスタマイズ要素もアナウンス。さらにキャラクターのカスタマイズ例やVATSも確認できる膨大な戦闘のハイライト映像が上映され、パワーアーマーの装着シーンや都市部に登場するデスクロー、アンドロイドの出現、軌道上から照射されるレーザー、巨大な飛行船の墜落シーンなど、とんでもない規模のフッテージが収録されています。
最後に、ステージを去るTodd Howard氏がファンに本作の登場を待たせるわけにはいかないと発言。シリーズ最新作“Fallout 4”が2015年11月10日にローンチを果たすことが明らかになりました。
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