昨年2月にGearbox Softwareが「Duke Nukem」商標の不正利用を巡り、当時“Duke Nukem: Mass Destruction”(現“Bombshell”)の開発を独自に進めていた3D Realms(Apogee Software, Ltd)とInterceptor Entertainmentを提訴した一方で、3D Realmsを傘下に置いたInterceptorが対決姿勢を見せるなど、“Duke Nukem”の権利を巡る裁判が続く状況となっていましたが、本日3社の代表が合同で声明を発表し、今回の問題がようやく和解に至ったことが判明。和解の条件等については不明ながら、“Duke Nukem”フランチャイズの正統な所有者がGearbox Softwareであることがはっきりと明言されました。
Gearboxと3D Realms、Interceptorによる合同声明は、Gearbox Softwareの公式サイト上でアナウンスされたもので、3D RealmsのボスMike Nielsen氏は、Interceptorが3D Realmsを買収した際に(3D Realmsから)ライセンスを獲得した“Duke Nukem Mass Destruction”の開発がGearboxとDuke IPに対する矛盾を抱えていたことに気がつかなかったと語り、Gearboxの権利を阻害するつもりはなかったと説明。3D Realmsが今もDukeのファンであることを挙げ、Gearboxの取り組みを楽しみにしていると円満な和解をアピールしています。
また、3D Realms(Apogee Software, Ltd)を買収したInterceptorのボスFrederik Schreiber氏も訴訟が終結し、和解に至ったことを心から嬉しく思うと語り、“Bombshell”の開発に専念することを明言。同じく自身が“Duke Nukem”シリーズの熱狂的なファンであり、キャリアに与えた影響は大きいと説明しました。
一方、GearboxのRandy Pitchford氏は両者の声明を評価し、誠実で最善のオファーを提示したと説明。和解の条件や所有権以外の詳細は明かせないと前置きした上で、(2010年2月以降)Gearbox Softwareが“Duke Nukem”の正統な所有者であることを改めて宣言しています。
なお、この3社と“Duke Nukem”を巡る過去の経緯については、以下の過去記事をご確認ください。
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