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レーティングに纏わる紆余曲折を経て、5月30日にローンチを果たしたものの、発売前後に成人専用レーティング相当の一部表現に関する提示を巡ってトラブルが生じ、その後ほどなくSteam向けのスタンドアロンな無規制版“Agony Unrated”がアナウンスされていたMadmind Studioのデビュー作「Agony」ですが、新たにスタジオがKickstarterページを更新し、計画していた無規制版のキャンセルを余儀なくされる状況を迎えていることが明らかになりました。

Madmindの報告によると、現在スタジオが財政的な問題に直面しており、技術面と法的な理由に伴い“Agony Unrated”をキャンセルせざるを得ないとのこと。

また、チームの一部がSteamとコンソール向けの新パッチをリリースするためにサポートを継続しているほか、Xbox One X上のバグ修正を含むXbox One版のパッチについては、既に承認フェーズ入りを果たしたことが判明しています。

さらに、今週中にPS4とXbox One、PC向けにライティングの改善と多数の修正を含む新パッチが配信されるとのこと。

余談ながら、PC向けの無規制版“Agony Unrated”は、通常版から削除された全シーンに加え、一部コンテンツの解除やサウンドの追加、高解像度テクスチャとモデルの導入、Agonyモード向けの一部追加コンテンツといった要素を特色とし、8月末から9月のリリースを予定していました。