EVO 2010に新ビルドの状態でプレイアブル展示され、様々な新要素が明らかになったvsシリーズ最新作「Marvel vs. Capcom 3」、各キャラクターのLV3ハイパーコンボや、強制キャンセルのX-Factorシステムなど、ゲームのコア部分に関わる重要な要素が登場しており注目が集まっています。
あくまで初期バージョンの要素という事で、今後まだまだ変更される可能性などが高いこれらの要素ですが、E3段階の物と比べてもかなりの変化と共に開発が順調に進んでいる様子が窺えます。
という事で、今回は今後登場する新要素や改善ポイントの道標としてEVOバージョンのMarvel vs. Capcom 3新要素のまとめをお届けいたします。
今回のEVOバージョンではキャラクターによって攻撃ボタン3つ同時押しで発動する特殊技が存在している事が明らかになりました。まだ正式な名称やアナウンスが行われていないこの技ですが、キャラクターの性能を大きく左右する技も登場しており、必見の内容となっています。
- ウルヴァリン:スピードブースト
これは時間制限が設けられた能力で、一定時間行動スピードが早くなる物。タイマーは交代している間はカウントされず、交代中の回復速度も早くなっている可能性も指摘されています。- モリガン:ソウルイリュージョン?
これはローズがストリートファイターZERO2で使っていたスパコン”ソウルイリュージョン”に似た物で、モリガンの後方に分身が発生し、本体が出した技を若干のディレイで模倣し、連続ヒットが可能になります。- クリス・レッドフォード
クリスは上述の様な3つ同時押しの特殊技を持っていませんが、コマンドの特殊動作で伏射姿勢をとる事が可能になっています。これにより多くの攻撃を回避し一方的に射撃を行う事が可能になっている様子。- フェリシア:ハイパー溜め
フェリシアの特殊技は3ボタン同時押しでポーズを取り、ハイパーゲージを溜めるという物。アシストや交代時など様々なシーンで有効な使い方が存在しそうですが、溜め性能とアシストの組み合わせ如何では非常に面白いキャラクターとなりそうです。
X-Factorシステムは前回お知らせした状態からさらに変更が加えられた様子で、現在は攻撃ボタン4つ同時押しで発動する事になった模様。さらに体力の赤ゲージが回復し、被ヒットやガードによる硬直が無くなる状態になるとの事。さらに発動条件となっていた1人以上のメンバーキャラのノックアウトの制限も取り払われ、より戦略的に使用できる要素になっている模様です。
エリアル交代などと共にインフレ要素にも成りかねないこの要素、今後どのように調整されていくか要注目です。
強制チェンジのカウンター技であるアルファカウンターの発動コマンドや竜巻コマンド+アシストボタン(正確ではない可能性あり)となっており、モリガンのシャドーブレイドをカウンター可能だった事が記されています。
アシスト攻撃の発生はマヴカプ2よりもかなり遅くなったとの印象が記されています。これまでのvsシリーズでは恐ろしく早い発生と共に性能も申し分ない技なども存在しており、この辺りの変更は今作が目指すバランスに大きく影響を与える事となりそうです。
タツノコ VS. CAPCOMの様なダブルハイパーは今回も登場し、マヴカプ2で可能だったトリプルハイパーも可能です。
— カプコンサイド(※ 技名は正確な物ではありません) —
- クリス・レッドフォード:衛星レーザー
- ダンテ:不明
- フェリシア:プリーズ・ヘルプ・ミー
- モリガン:ダークネスイリュージョン
- リュウ:真・昇竜拳
— マーベルサイド(※ 技名は正確な物ではありません) —
- キャプテン・アメリカ:ファイナルジャスティス
- デッドプール:ライフバーを用いた攻撃(第4の壁)
- ハルク:ガンマクラッシュ
- アイアンマン:真・ユニビーム
- ウルヴァリン:ウェポンX
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