今年3月にUbisoftのTHQアセット購入に伴う複雑な経緯を経て古巣への復帰を果たしたものの、5月上旬にUbisoftから解雇され、THQ Montreal時代から開発を進めていたIPとチームの権利を主張していたPatrice Desilets氏が、新たに開発凍結となった新作「1666: Amsterdam」のIPを巡りUbisoftを提訴したことが明らかになりました。
今回の訴えは、Desilets氏がUbisoftにおよそ40万ドルの支払いと“1666: Amsterdam”のIPを購入する権利を求め起こしたもので、40万ドルの内分けには氏の退社に関するUbisoftの発表が事実でないことを主張する10万ドルの賠償が含まれるなど、先日の声明通り徹底抗戦の構えを見せる内容となっています。
なお、Ubisoftも今回の提訴について声明を発表しており、買収以来Desilets氏とUbisoftの間で誠実なディスカッションが行われていたものの、同意に至らず、スタジオのビジョンも決定的でなかったことから、結果的に氏がスタジオを去ったという先日と全く同様の主張に加え、Desilets氏の意見を聞き入れるために法廷で話し合う旨を明らかにしています。
Patrice Desilets氏が2010年6月にUbisoftを退社し、同年10月にTHQへと移籍したことを受け、UbisoftがTHQと氏を訴えた裁判を経て、遂に2度目の裁判沙汰となってしまったUbisoftとPatrice Desilets氏ですが、凍結された“1666: Amsterdam”を含め程よい着地が実現するか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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