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2009年頃からいわゆるハードコアゲーミング文化が台頭し始め、2011年の終わりには17億ランド規模（※ 約168億円で、南アフリカにおける音楽産業のほぼ倍に近い規模とされる）の市場となる爆発的な成長を果たしていた南アフリカ共和国のビデオゲーミング文化ですが、新たに北米の大手メディアとしてお馴染み「IGN」が、南アフリカのゲーム情報誌NAGとビデオゲームイベントrAge Expoを手掛ける地元メディアInstance Mediaと提携し、南アフリカ共和国を含むSADC地域を対象とする“IGN Africa”を設立することが明らかになりました。

IGN Africaは、南部アフリカ開発共同体の加盟国（※ 南アフリカ共和国やボツワナ、コンゴ民主共和国、モザンビークなど14ヶ国）を対象地域として運用するオンラインメディアで、新たな地域で監督役を担うInstance MediaのオーナーMichael James氏は、NAG誌とrAge Expoの成功に続くステップは、IGN Africaによるオンラインスペースの支配だと強調し、未だ未開拓であるSADC地域のデジタル市場に大きな可能性が秘められていることをアピールしています。

なお、IGN Africaは近年SADC地域で増加している英語話者中心の消費者層を対象に、北米とイギリス、オーストラリア向けのコンテンツを英語で提供するとのこと。