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今年1月に2005年から9年に渡ってCEOを務めたDavid Roberts氏がビデオゲーム産業から引退したことから、後任のCEOに就任していたJohn Vechey氏ですが、先日EAの公式Blogにて氏の“PopCap”退社が報じられ、今後はゲーム業界からやや距離を置いた環境問題等への取り組みに注力することが明らかになりました。

John Vechey氏は、共同創設者として2000年のスタジオ設立に参加して以降、15年に渡ってスタジオのフロントマンとして活躍した人物で、2013年に行われた“Peggle 2”発表時に見せた素晴らしい“Peggle”ジャンプを覚えている方も多いのではないでしょうか。

最後に寄せられたJohn Vechey氏のメッセージによると、氏は今後環境問題を扱う非営利団体Grist.orgの活動に身を置くほか、戦争廃止や刑務所の改革、貧困、人種、ジェンダー等の問題を扱うワークショップ等の活動を行う予定で、その後は新企業の設立や大企業への参加を視野に入れているとのこと。

また、EAはJohn Vechey氏の退社にあたって、氏の今後にエールを贈ると共に、PopCapがSteve Mauri氏やCara Ely氏、Jon David氏といった才能に率いられ、全く新しい“Peggle”タイトルの開発を進めているとアピールしており、今後の動向に注目が集まる状況となっています。