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先日、既存のシーズンパスコンテンツと幾つかの改善を含むアップデートに伴い待望の（国内解禁を含む）再販が開始されたPC版「Batman: Arkham Knight」ですが、現在も残る幾つかの問題とその改善に注目が集まるなか、新たにWarner Bros Interactive Entertainmentが本作の返金対応に関する新たなアナウンスを行い、プレイ時間の大小にかかわらず、2015年末までシーズンパスを含む本編の返金に対応することが明らかになりました。

Steam上でアナウンスを行ったWarner Bros.は、再販後も問題が残る状況に謝罪の言葉と今後さらなる改善に努めることを前置きした上で、プレイ時間の大小にかかわらず2015年の終わりまでPC版“Arkham Knight”の返金に対応すると説明。シーズンパスについては、本編と共に返金対応を果たすことを明らかにしています。

なお、これまで通りシーズンパスを個別に返金することはできないとのこと。

また、Valveが今回の発表について補足を行っており、過去に返金を求めたものの、トラブルで返金に至っていなかったユーザーについては、改めてSteam返金のリクエストを求めるよう勧めています。

再販が開始されたPC版“Batman: Arkham Knight”は、ミドルクラスのPCで動作させたメモリ周りやページングの改善を実現したものの、VRAM2GBクラスのビデオカードだけでなく、R9 290XやGTX 970とi7の組み合わせでも一部スタッタリングが生じる状況が続いているほか、HDDのストリーミングパフォーマンスやSLI/CrossFireの未対応、Windows 10上の動作に12GBのメインメモリを必要とするなど、根本的な問題の解決に至っておらず、特にスケーラビリティの改善に至っていないことがPC版のプレイ環境を限定させる状況となっていました。