先日、Gamasutraによる新情報解禁の予告をご紹介した新型Xbox One「Project Scorpio」ですが、先ほど予告通りGamasutraが独占情報となる開発機の情報を公開し、24GB GDDR5メモリや1TB SSD、44基のCU搭載など、製品版の“Project Scorpio”を超える開発機のスペックが判明。今後数週間のうちに一部デベロッパ向けの出荷を開始することが明らかになりました。
また、昨日Digital FoundryとEurogamerが報じたAMD FreeSync 2とHDMI 2.1の可変フレームレート対応に加え、幾つかの興味深いディテールが報じられています。
- 開発機を含む“Project Scorpio”のハードウェアには使用頻度の高いDX12ランタイムコンポーネントの一部が直接組み込まれており、数百単位のドロー/APIコールを10~15程度まで減らすことができる。
- Xbox Oneに搭載したESRAMの廃止はデベロッパのリクエストに応じたもの。
- FreeSyncの採用と対応モニタについては、現在Microsoftが多くのTVメーカーと協力しできるだけ多くのTVがこの機能に対応するよう取り組みを進めているとのこと。
- “Project Scorpio”の開発機は今後数週のうちに、一部のファーストパーティスタジオとサードパーティプログラムのパートナー開発者、ID@Xbox開発者向けに出荷が開始される予定。
- “Project Scorpio”開発機の前面にはOLEDスクリーンが用意されており、ビルドのパフォーマンスデータやクロックといった情報がリアルタイムで表示される。
- 同じく前面には5つのプログラマブルボタンが用意されている。
- このほか、HDMI INジャックを含むScorpioと同じポートに加え、3つのUSBポート、デバッグ情報の送信等に用いる追加のNICが設けられているほか、開発スペースを考慮した積み重ね可能なデザインを特色としている。
- さらに、開発機には4分で100GBのデータを転送できる高速なケーブルが含まれる。これは、開発ビルドのテストを容易にするもので、6~7倍近い速さでビルドの転送が可能となる。このケーブルはScorpioの開発機だけでなく、Xbox OneとXbox One S上でも動作するとのこと。Xboxプラットフォームの開発を率いるグループプログラムマネジャーKevin Gammill氏は、Microsoftが開発者の反復作業を縮小させることに多くの労力を費やしていると強調している。
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