都市計画と地理学の博士号を持つゲームデザイナー兼ライターで、Frogwaresファン待望の期待作“Sinking City”の都市デザインにも参加(参考:過去記事)した経歴を持つKonstantinos Dimopoulos氏が、新たなプロジェクトとなる「Virtual Cities: An Atlas & Exploration of Video Game Cities」を発表。ビデオゲームに登場する架空の都市を深く掘り下げる非常に興味深い専門書の執筆に加え、2万8,000英ポンドの調達を目指すクラウドファンディングを開始したことが明らかになりました。
ビジュアルアーティストMaria Kallikaki女史とKonstantinos Dimopoulos氏が手掛ける“Virtual Cities”は、Half-Life 2の象徴的な“City 17”や龍が如くシリーズの“神室町”、Falloutの“ニューベガス”、お馴染み“サイレントヒル”を含む著名な舞台をはじめ、1983年に発売されたAnt Attackの都市“Antescher”、It Came from the Desert(1989年)の舞台となった“Lizard Breath”といった知られざる都市、さらには様々なゲームでモチーフとなるサイバーパンクな香港やブードゥー的ニューオーリンズに至るまで、40年に及ぶビデオゲーム史に登場した40以上の都市を取り上げ、美しいイラストや地図と共に、都市計画や都市デザイン、気候、ランドマーク、地理学的な側面から探索する非常に興味深い200ページ規模の専門書となっています。
クラウドファンディングのプロジェクトページには、多彩なリワードを用意した複数のプレッジコースに加え、サンプルとしてHalf-Life 2の“City 17”にスポットを宛てる本書の抜粋が用意されていますので、興味がある方は“Sinking City”の過去記事と併せてチェックしておいてはいかがでしょうか。
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