“Embracer Group”の財政的な危機に伴い、予てから売却の可能性が模索されていた「Gearbox Entertainment」ですが、“ボーダーランズ”フランチャイズを含むスタジオの今後に注目が集まるなか、先ほどEmbracer Groupがプレスリリースを発行し、スタジオの売却に関する“Take-Two Interactive”との契約締結を発表。当初から“ボーダーランズ”シリーズのパブリッシングを担当してきた“2K”を擁する“Take-Two Interactive”が4億6,000万ドル規模(およそ700億円)で“Gearbox Entertainment”を買収したことが明らかになりました。
今回の売却は、3つのスタジオGearbox SoftwareとGearbox Montréal、Gearbox Studio Quebec、および「ボーダーランズ」と「タイニー・ティナ」フランチャイズ、「Homeworld」、「Risk of Rain」、「Brothers in Arms」、「Duke Nukem」のIPが含まれており、2024年6月(Take-TwoのFY25Q1終了)までに取引が完了する予定となっています。
また、これまでEmbracer GroupのGearbox事業グループ傘下にあったGearbox Publishing San Francisco(旧:Perfect World Entertainment)と“Remnant”フランチャイズ、“Hyper Light Breaker”を含む未発表ゲームのパブリッシング権、NeverWinter OnlineやStar Trek Onlineを含む“Cryptic Studios”、“Lost Boys Interactive”、“Captured Dimensions”については、Embracer Group側に残り、今後はEmbracerの他部門に統合されることが判明しています。
なお、Embracer Groupの報告によると、今回の売却に伴い、大規模な再編や売却の直接的な要因となっていたグループの負債やアーンアウト残、設備投資が大幅に軽減されるとのこと。
加えて、“Gearbox Entertainment”と“Take-Two Interactive”もそれぞれ買収契約の締結について報告しており、現在Gearboxと2Kが共同で「ボーダーランズ」シリーズ最新作の開発に取り組んでいることが判明しています。
Take-Twoの報告によると、現在“Gearbox”は2つの「ボーダーランズ」新作と「Homeworld」シリーズの新作を含む5つの“続編”開発を進めているとのこと。
文字通り元の鞘に収まる形で収束した“Gearbox”の行方ですが、今回の売却によって遂に万全の体制で「ボーダーランズ」シリーズ最新作の計画が動きだすか、今後の動向に改めて大きな期待が掛かるところです。
Welcome to the family ?? @GearboxOfficial https://t.co/Lf253M7p7J
— 2K (@2K) March 28, 2024
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