現在15年ぶりに登場する新IP“Rage”の開発を進めているid Softwareですが、本日海外情報サイトのGamingboltがRageのクリエイティブディレクターを務めるTim Willits氏のインタビューを掲載、かつての大ヒットタイトルQuakeでのロケットジャンプ誕生のいきさつや、これまでに手掛けたタイトルがRage誕生へと繋がる経緯などを紹介しながら、来る大作のアピールを行いました。
そんな中、インタビューの後半では現在開発が進められていることが判明している次回作「DOOM 4」(※ 今回は仮名でタイトルはまだ未決定です)や、以前から登場の噂がまことしやかに囁かれてきたQuake新作についてWillits氏が言及、多くのidファンが気になるあれこれに具体的な発言を行いました。
これまで一昨年のQuakeConやカーマック氏の技術的な解説などから、DOOM 4にはカーマック氏が手掛けるボクセルモデリングとレイトレーシングを採用する新エンジンid Tech 6が採用されるのでは(※ 技術デモにDOOMのキャラクターが利用)と予想されていましたが、当のid Tech 6は現世代のコンソールでは動作しないとのカーマック氏の発言もあり、DOOM 4の発表と併せて動向に注目が集まっていました。しかし、今回のインタビューでWillits氏はDOOM 4を“Rageと同じ技術を使用したタイトル”と表現、id Tech 5タイトルである可能性が示唆されました。
また、DOOM 4に関する具体的な情報はやはりまだ明かせない様子で、言えるのは“凄いものになる”の只一言だとWillits氏は語っています。
さらに、id Tech 5を利用したQuakeタイトルが開発されているのではないかとの噂に対し、Willits氏はidに新しいQuakeタイトルに取り組んでいる開発者はいない(※ Quake liveは除く)と噂をきっぱりと両断し、現在idの開発はRageとDOOMの2チームに集中していると発言しました。
という事で、今年は8月4日から7日にかけて開催されるQuakeConにて今度こそDOOM 4のアナウンスが行われるか、あと2ヶ月強と迫るイベントの開催を楽しみに待ちたいと思います。
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