著名な大リーグ投手として知られるカート・シリング氏が率いる38 Studiosの初タイトルとなるアクションRPG大作「Kingdoms of Amalur: Reckoning」のレビューが解禁され、IGNで9/10の高スコアを獲得したことが明らかになりました。
IGNはFallout 3やMass Effect 2、The Elder Scrolls V: Skyrimといった高い評価を得たタイトル達がいずれも素晴らしい世界設定やストーリー、クエスト構造によってエピックな存在となっていることを強調しつつ、いずれもそれらがゲーム中に擁する戦闘を中心としたゲームプレイ自体はぞんざいな仕上がりになっていると指摘、IGNはこういったRPGジャンルの状況において“Kingdoms of Amalur: Reckoning”がゲームプレイを犠牲にする必要がないことを証明したと、その素晴らしい戦闘システムを高く評価しています。
またIGNのレビューでは本作の問題点として、プレイ中に見られるかくつき(※ デモ版でも顕著だった)を始めとする幾つかの技術的な問題や、一部のアートスタイルに一貫性が見られないといった欠点が挙げられていますが、同時に本作がパーフェクトなタイトルとは言えないものの、卓越したゲームプレイへの追求と、RPGジャンルにおける定義を新たにする様な戦闘は、同時期に登場するRPGジャンルの基準となるバーを著しく高く設定したとして、2012年末に活発化するであろうGOTY選出を賑わす作品になるだろうとの見解が示されています。
なお、本作はコンテンツのボリュームも相当な域に達している様子で、EAのショーケースイベントに登場した本作のリードデザイナーIan Frazier氏によると、QAテストの一環としてサイドクエストを含む全てのクエストを完了するプレイが行われた際、イージー難易度で全てのカットシーンとダイアログをスキップし、可能な限り走って移動を行い、ファストトラベルを駆使し、必要のない戦闘を回避する所謂スピードランを行っても200時間近いプレイが必要だったとのことで、氏はQAテスターでさえこれだけの時間を必要とするコンテンツを普通のプレイヤーが全て体験しようとすれば“著しい時間”が必要になるだろうと語っています。
また、Frazier氏はメインクエストのみを進めた場合のボリュームが約30時間から40時間程度であることも明らかにしています。
先日リリースされたデモ版のダウンロードが200万を突破したKingdoms of Amalur: Reckoning、泣く子も黙るスター開発者達が集い生み出した世界がRPGジャンルに新しい潮流をもたらすか、ローンチ後の動向が今から楽しみなところです。
既に続編の存在も浮上しているBig Huge Gamesと38 Studiosの新作Kingdoms of Amalur: Reckoningのリリースは2月7日で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
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