オーストラリアのギラード内閣が18歳以上対象レーティングの新設を承認、実現に向けた大きな1歩に

2010年12月6日 11:09 by katakori
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オーストラリア レーティング

昨年、オーストラリアで15歳以上対象タイトルとしてレーティングを通過したModern Warfare 2でしたが、No Russianの騒動を元にレーティング通過の無効を要求する運動が発生、ゲームへの批判的なスタンスを貫く当時の司法長官Michael Atkinson氏の存在に対し、2009年10月には司法長官の選挙に向け対立候補擁立と共に18歳以上対象レーティングの新クラス設立を求める政治団体Gamers4Croydonも設立され、しばらくワイドショーレベルの舌戦が続く泥沼展開が続いていました。

しかし今年の3月に件のMichael Atkinson氏が司法長官を辞任、降任に新レーティングに理解を示す労働党のJohn Rau氏が司法長官に就任し、オーストラリアでの18歳以上対象レーティング新設に明るい期待が出来る状況になりましたが、以降具体的な進展は見られないまま大規模な署名運動などが行われてきました。

そんな中、昨日オーストラリアのnews.comが現在の政権を握る労働党のギラード内閣が18歳以上対象レーティングの新設を承認、12月10日に開催される司法長官達の常任委員会にて内務大臣を務めるBrendan O’Connor氏が司法長官達による+18レーティング新設の承認を得る為に出席するとの事で、まだ確定には至っていないものの、いよいよ新レーティング設立に向けた大きな一歩が踏み出されたと言えそうです。

この18歳以上対象レーティング新設によりGrand Theft AutoやCall of Dutyといった成人向けタイトルは改めて新しいレーティングが適用される模様で、約50タイトル存在すると記されている本来であれば18際以上対象タイトルながらオーストラリア国内では15歳以上向けにレーティングされたタイトルにも再びスポットが当てられる事となりそうです。

今回の動きは先週Kate Lundy上院議員が18歳以上対象レーティングを盛り込んだレーティングシステムの利点をまとめた報告を上院に提出、さらに野党の司法長官George Brandis氏が18歳以上対象レーティングの重要性をインタビューなどで語っており、具体的なレーティング新設に向けた動きが表出し始めた矢先の出来事でした。

さらに同時期にはオーストラリア政府が”暴力とビデオゲームの関連性は決定的では無い”との調査結果を発表、犯罪発生率とビデオゲームの暴力表現に決定的な相関関係は無いとの判断を明らかにしています。

これについても前述のBrendan O’Connor内務大臣がコメントを発表しており、法律の範囲内で成人が何のビデオゲームをプレイするか自分で自由に決定できる事を保証すると共に、オーストラリアは若者の精神を保護するための一貫した分類システムを必要とすると述べ、18歳以上対象レーティングの必要性と導入について注意深く調査を進めていると語っていました。

騒動から1年近い時間が経過したこのレーティング問題、いよいよ解決を迎える事となるか、昨今国内外でも話題になる事の多い表現規制の問題がオーストラリアではどういった着地を見せるか、10日に行われる司法長官達による常任委員会の結果に注目です。

情報元:Joystiq, CVG, GamePolitics

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