Activision Blizzardが“GDC 2013”にて“不気味の谷”の克服を目指す次世代向けキャラクターレンダリング技術を発表

2013年1月22日 11:32 by katakori
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「Activision Blizzard」
Activision Blizzard R&Dが示す新SSSとキャラクター表現のクオリティ

新しい映像技術や来る4K時代の幕開け、そして様々な進化の方向性を提示する新ハードの台頭に加え、まことしやかに囁かれるコンソール機の世代交代など、次世代到来の足音が日に日に強くなる昨今ですが、新たにActivision Blizzardが3月25日からサンフランシスコで開催されるビデオゲーム開発者向けの大規模イベントGDC 2013にて、次世代向けのフォトリアリスティックなキャラクターのリアルタイム表現にフォーカスしたパネルディスカッション“Photorealistic Eyes Rendering and Deformation”を開催することが明らかになりました。

このパネルはActivision Blizzardでリアルタイムグラフィック技術の研究開発を進めている研究者Jorge Jimenez氏が登壇し、モダンなビデオゲームにおける目標の1つである超現実的なキャラクター表現に不可欠とされるSubsurface Scatteringレンダリング(SSS)や、現実的な“目”のシェーディング、アンチエイリアス、DoF、フィルムグレイン(※ 現実的な空気感を与えるノイズ)に関する講演を行うもので、パネル中にはActivision Blizzardのキャラクターアセットから今後同社が目指しているビジョンを示す技術映像の上映も行われるとのこと。

なお、GDCパネルの概要には、Activision Blizzardのゴールがリアルタイム技術と芸術的なディレクションにより“不気味の谷”を克服することだと記されており、この克服が本当のビリーバビリティを持つキャラクターの誕生に向けた第1歩だと記しています。

参考:Jorge Jimenez氏が昨年8月に公開した高速で高品質なリアルタイムSSS映像
「Activision Blizzard」
“目”シェーディングを適用しないイメージ、ゲームのキャラクター感が強い
「Activision Blizzard」
“目”シェーディングを適用するだけでキャラクターのビリーバビリティはここまで改善される
情報元及びイメージ:Jorge Jimenez, Polygon

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