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昨日の深夜に開始された「THQ」の11章申請に伴うスタジオ及びIPを含む資産売却オークションですが、今朝方THQのCEOを努めるBrian Farrell氏とJason Rubin社長が共同で発表した社内向けの売却先リストが登場し、入札の結果に加え、今週末を目標に売却手続きが進められていることが明らかになりました。

今回のオークション結果は、IPとスタジオ毎に買い受け先が見事にばらける結果となり、当初THQが想定していた企業全体の売却は叶わず事実上の解体と言って過言ではない状況となっています。一先ず次点の入札者を含むオークションの結果リストは以下からご確認下さい。

• Relic Entertainmentと“Company of Heroes”IP
  • 最高入札：Sega（2660万ドル）
  • 次点入札：Zenimax Media（2630万ドル）
• THQ Montrealと“1666”IP、“Underdog”IP
  • 最高入札：Ubisoft（250万ドル）
  • 次点入札：なし
• “Evolve”IP
  • 最高入札：Take-Two Interactive（1089万4000ドル）
  • 次点入札：Turtle Rock Studios, Inc.（25万ドル）※ Evolveの開発はTurtle Rockが進めていた
• Volition Inc.と“Saints Row”IP
  • 最高入札：Koch Media GmbH ※ Deep Silver（2230万4000ドル）
  • 次点入札：Ubisoft（540万ドル）
• “Homefront”IP
  • 最高入札：Crytek GmbH（54万4218ドル）
  • 次点入札：無し
• 2033とLast Lightを含む“Metro”IP
  • 最高入札：Koch Media GmbH ※ Deep Silver（587万7551ドル）
  • 次点入札：Ubisoft（517万5000ドル）
• “South Park: The Stick of Truth”IP
  • 最高入札：Ubisoft（326万5306ドル）
  • 次点入札：無し