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先日、2月に売却に至らなかったTHQの各種アセットを対象にした2度目のオークションが終了し、詳細の発表が近いとご紹介しましたが、本日6カテゴリ存在したアセットのうち、「Darksiders」シリーズと「Red Faction」シリーズ、「MX」シリーズのほか、“Destroy All Humans!”や“Summoner”シリーズを含むTHQ所有IP、さらに“Marvel Super Hero Squad”シリーズを含むライセンスIPを490万ドルでNordic Gamesが購入したことが明らかになりました。

これは、Gearboxが獲得した“Homeworld”シリーズと、505が新たな買い受け先となった“Drawn to Life”シリーズを除いた150を超える作品を全てNordic Gamesが入手したことを意味しており、同社は今回の購入が同社史上最大の獲得を実現した取引だったと説明しています。

また、Nordic GamesのCEO Lars Wingefors氏は今回のIP獲得を機に、これらタイトルの続編や追加コンテンツに取り組むため、オリジナルのクリエイターや優れたデベロッパとの協力を図りたいと述べ、今後のビジネス拡大に強い意欲を示しました。

予てから注目が集まっていた“Darksiders”の買い受け先となったNordic Gamesですが、獲得IPには前述したお馴染みのシリーズ以外に、Titan QuestやSupreme Commander、Frontlines、Full Spectrum Warriorといった作品も含まれており、同社がどんな展開を予定しているのか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。

なお、Nordic Gamesは北欧を中心に活動するパブリッシャーで、The Farm 51の“Painkiller:
Hell & Damnation”や“Deadfall Adventures”、KING Artの新作アドベンチャー“The Raven”、北欧向けのリテール版“Alan Wake”といった販売で知られています。