昨年2月、ZA/UMが24名の従業員を対象とするレイオフが実施した際、キャンセルとなった未発表プロジェクトとして存在が確認された「ディスコ エリジウム」のスタンドアロン拡張“X7”(コードネーム)ですが、本日“ディスコ エリジウム”の情報を専門に扱うYouTubeチャンネル“Jamrock Hobo”がこの“X7”に関する内部資料を大量に含む解説映像を公開。なんと、クーノとクーノースの旅を描くスピンオフの開発を進めていたことが明らかになりました。
今回の映像に収められた各種資料やアセット、ストーリーに関するディテールはもちろん非公式なもので、真偽の程は不明ながら、映像にはなんとX7の開発を率いていた元ZA/UMのプリンシパルライターDora Klindžić氏を含む“X7”チームの開発者5名が出演し、自ら“X7”のディテールを紹介しており、未見のアセットや資料の内容を鑑みるに到底偽物とは思えない“本物”の詳細が確認できる、ファン必見の内容となっています。
映像に含まれている情報量が余りに膨大なため、今回は概要の紹介に留めますが、コードネーム“X7”は「Locust City: An Elysium Story」のタイトル名を冠した“ディスコ エリジウム”スピンオフで、本編でクーノに深く関係するとある人物が死亡したあと、マルティネーズを離れ、クーノースの故郷へと向かうクーノとクーノースの旅路を描く作品だったとのこと。(※ Locust Cityの名称は、クーノが持ち歩いている“あの”箱の中身に由来。クーノとクーノースが目指していたのは、本編でも言及のあったコールシティの地下墓地ル・ロワイヨムか、もしくはスール居住地か?何れにせよ、ジャムロック中央駅からマルティネーズを出て、鉄道でレヴァショールの南部を目指すことになる)
「Locust City」は、クーノとクーノースを自由に切り替えながらプレイできるシングルプレイヤーCo-opゲームで、2人にはそれぞれ異なるスキル(クーノの内陸帝国、クーノースの権威など、オリジナルから再登場するスキルも有り)や思考キャビネットを持ち、2人が協力するスキルチェックや互いのスキルが対話するような新たなメカニクス、選択によってはクーノとクーノースが衝突し殺し合うような展開を含むマルチエンディング、クーノとクーノースのどちらを操作するかによって結果や内容が変化するインタラクション、2人の共有インベントリ、クーノが箱の中に存在する想像上の世界・社会をのぞき込むことで(つまりクーノ自身が抑圧している内面と対峙することで)得られる寓話的な思考やアイデア、さらにはプレイヤーの選択や箱に収めるアイテムによって箱の中の社会が政治的に変化するといった要素を特色としていたことが判明しています。
余談ながら、今回“X7”の解説を行った元ZA/UMのDora Klindžić氏は、“ディスコ エリジウム”とファイナルカットの主要ライターの1人として活躍したArgo Tuulik氏の新スタジオ「Summer Eternal」の設立メンバーであり、このスタジオは“ディスコ エリジウム”の精神的後継を謳うスタジオの1つ“Longdue”の訴えにより、3月末まで活動を禁止する差し止め命令が下されていました。(参考:過去記事、ちなみにArgo Tuulik氏は初期ZA/UMとその前身である“The Overcoats”グループの中心人物の1人で、今回流出した“X7”を主導していた主要メンバーの1人でもある)
昨日、無事「Summer Eternal」の活動差し止めが解除され、復帰を告げるメッセージが公開されましたが、今回の映像に関するDora Klindžić氏の参加が“Summer Eternal”の復帰と関係するものか、今回の映像が各所に与える影響を含め、極めて複雑な事態が続いている関係者・スタジオの動向に改めて大きな注目が集まるところです。
we're back pic.twitter.com/udJR6ZYn1n
— SUMMER ETERNAL (@summer_eternal_) April 1, 2025
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