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今月12日にGame Informer誌最新号の表紙を飾り、待望の正式アナウンスを果たしたAvalancheの人気シリーズ最新作「Just Cause 3」ですが、新たにGame Informerが特集の一環としてシリーズの主人公を務めるリコ・ロドリゲスのデザイン的な変遷にスポットを当てた興味深いアートワークを公開しました。

また、本作のアートディレクターを務めるZach Schlappi氏のインタビューから、映画“アドレナリン”のジェイソン・ステイサムやヴィン・ディーゼルが主演した“トリプルX”といった作品の影響や、最新作におけるリコさんの状況など、幾つかの興味深いディテールが明らかになっています。

• 地中海に浮かぶ“Medici”と呼ばれる国で生まれたリコは、18歳で“The Agency”と呼ばれるCIAの秘密機関に採用され、世界中の邪悪な独裁者を倒すため、革命勢力に力を貸し、一連の極秘任務を行ってきた。
• 初代のリコは、ヒョウのように優雅で美しく力強い人物としてデザインされ、映画“デスペラード”に見られるようなメキシカンな革命のロマンとマリアッチな衣装を特色とする美化されたチェ・ゲバラのように描かれた。
• “Just Cause 2”のリコは、初代からやや人当たりの良い人物となり、彼のニックネームとして用意されたスコーピオンが象徴的に用いられた。
• 最新作“Just Cause 3”のリコは、“The Agency”を去り、もはや組織には所属していない。生まれ育った“Medici”に戻ったリコは、家族や友人が暮らす故郷で以前よりもさらに親しみやすい人物として描かれている。
• 映画“アドレナリン”のジェイソン・ステイサムが最新作の衣装デザインに大きな影響を与えている。
• また、左手のハーネスは電柱の電話線工事技師が使用するハーネスに基づいてデザインされ、フックデバイスは近代化された。Zach Schlappi氏によると、これらのデザインはAppleで数々の革命的なプロダクトデザインを手掛けたジョナサン・アイブが兵器のデザインを手掛けたなら、という観点から進められているとのこと。
• Avalancheは、リコにジェームス・ボンド的な雰囲気と、それを大きく損なわない程度に“トリプルX”のヴィン・ディーゼルに見られるバカバカしさや乱暴さを兼ね備えたタッチを求めているとのこと。