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かつて“Ultima Online”や“Star Wars: Galaxies”、“Star Wars: the Old Republic”の製作総指揮を務めたベテランGordon Walton氏と“Shadowbane”のクリエイティブディレクターを務めたJ. Todd Coleman氏が率いる“ArtCraft Entertainment”が2月末にKickstarterキャンペーンを開始し、僅か4日で初期ゴールの80万ドル調達を果たした野心的な新作MMO「Crowfall」ですが、その後も順調な調達を続けている本作のKickstarterキャンペーンが残すところ30数時間で終了を迎えます。

現時点で1万5,000人を超えるファンが約147万ドルの資金を提供する状況となっている“Crowfall”は、永久に生きるキャラクターと、プレイヤーの選択によって滅亡する世界が複数同時に存在する多重世界で展開するMMO作品で、プレイヤーが消滅の可能性を持つ多重世界を移住しながら従来のMMO的なゲームをプレイし資源を獲得する一方、永久に存続する唯一の世界“Eternal Kingdoms”では多重世界側で調達した資源に基づくプレイヤー経済と勢力争いにより駆動するストラテジー要素が同時に進行する、“ゲーム・オブ・スローンズ”と“Eve Online”を組み合わせたような野心的な作品として注目を集めていました。

早々に実現した初期ゴールのクリアに併せてアナウンスされたストレッチゴールは、既に8つがクリア済みとなっており、新キャラクターの実装やパーティクルエフェクトの拡張、全資金提供者向けのインゲームスタチューと1ヶ月分のVIPメンバーシップ、騎乗生物やキャラバン、運搬用の動物といった新要素の実装、ルールセットやアーティファクト/遺物システムの拡張、“Eternal Kingdoms”世界向けのボーナス土地ピースの追加、Oculus RiftとHTC Vive対応を含むVRヘッドセットサポートの導入が決定しており、更なるルールセットの拡張やギルド/党派向けのトーナメントシステムといった残るストレッチゴールの達成に期待が寄せられる状況となっています。