パトリス・デジーレ氏率いる「Panache Digital Games」の次回作がいよいよお披露目か、Reboot Developイベントで初のティザーイメージがお披露目

2024年4月25日 9:16 by katakori
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「Panache Digital Games」

2019年8月にデビュー作となる極めて独創的なオープンワールドサバイバルゲーム“Ancestors: The Humankind Odyssey”(アンセスターズ:人類の旅)をリリースした、お馴染みパトリス・デジーレ氏率いる「Panache Digital Games」ですが、予てから開発が進められている次回作の動向と進捗に注目が集まるなか、昨日最終日を迎えた開発者イベント“Reboot Develop Blue 2024”にて、スタジオの次回作となるティザーイメージがお披露目され話題となっています。

今のところ、次回作に関する詳細は不明ですが、Developのステージで公開された1枚のイメージには、燃える木々と暗い森、マントを着用した謎の人物の姿が描かれており、来る正式発表に大きな期待が掛かるところです。

なお、2019年10月に当サイトのインタビューに応じたパトリス・デジーレ氏は、スタジオの次回作がAncestorsの技術をベースに(THQ Montreal時代から実に10年以上の歳月を経て)改めて挑戦する「1666: Amsterdam」であることを明言していたほか、“Ancestors”の三部作構想に関するかなり具体的なディテールについて語っていました。

余談ながら、“1666: Amsterdam”は、Assassin’s Creedの誕生と成功を支えたカリスマ的なベテランとして知られるパトリス・デジーレ氏がスタジオヘッドを務めたTHQ Montrealが開発を進めていた未発表新作で、THQの倒産時にUbisoftがパトリス・デジーレ氏とTHQ Montrealのスタジオ、“1666: Amsterdam”IPをまとめて買収したものの、その後Ubisoftがパトリス・デジーレ氏とTHQ Montrealの主要な開発者を解雇した上でプロジェクトを凍結。しかし、Ubisoftとパトリス・デジーレ氏が真っ向から対立した泥沼の裁判を経て、“1666: Amsterdam”の全アセットとIPがパトリス・デジーレ氏の手に渡る状況となっていました。

未だ“1666: Amsterdam”の詳細は不明ですが、2016年にはTHQ時代に行われたクローズドなプレゼンテーションの映像が流出しており、1666年のアムステルダムでガイ・フォークス似の主人公が、女性コンパニオンと共に動物を使役しながら、次々とターゲットを暗殺し、街を炎に包む様子が確認されていました。

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