「Uncharted 4」はネイトの旅を描く最終章となる、広大なレベル環境に関する興味深い話題も

2015年6月18日 17:54 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Uncharted 4: A Thief’s End」

予てから、来る最新作が長きに渡って続いたネイトの物語に幕を閉じる最後の作品となることが重ねて強調されていたNaughty Dogの人気シリーズ最新作「Uncharted 4: A Thief’s End」ですが、新たに本作の開発を率いるNeil Druckmann氏がGameSpotのインタビューに応じ、再び本作が最後の旅となることを明言。その背景と来る大団円について幾つか興味深い見解を明らかにしました。

また、先日SonyのE3プレスカンファレンスにてお披露目された驚く程広大なレベル環境に関するディテールなど、幾つかの新情報が判明しています。

参考:先日公開されたE3ライブデモ、後半に大変な規模のカーチェイスが確認できる
  • Neil Druckmann氏は“Uncharted 4: A Thief’s End”の開発において、Naughty Dogがネイサン・ドレイクの旅をどう終わらせるか、開発や決定の全てをその方向に向けて、長い旅に終わりをもたらすために取り組んでいると説明している。
  • また、氏はこの旅が単に宝を追うことを描くものではないと述べ、これまでのシリーズで形成されたキャラクターの関係性にフォーカスしていると説明。氏は物語において最も大事な要素は関係性だと自身の見解を明らかにしている。
  • Druckmann氏は、(The Last of Usを手掛けたことから)そもそも“Uncharted”シリーズへの関与を2で終わらせるつもりだったと語っており、Bruce Straley氏も同じくそのように考えていたと説明。しかし、(Amy Hennig女史の退社に絡む大きな再編を経て)上司から再び“Uncharted”に取り組むよう依頼を受けた経緯を明かし、“The Last of Us”がこれまでと全く異なるタイプの作品だったことから、久しぶりに自宅へと戻るような感覚だったと説明している。
  • さらにこの話題を受け、GameSpotのインタビューに応じたNaughty DogのリードデザイナーKurt Margenau氏が最終章の話題に言及。開発を率いるNeil Druckmann氏とBruce Straley氏が既に終わりに向けたビジョンを完成させていると語り、とても素晴らしい内容だと強調。ネイトの最終章はファンを幸福にするだろうと説明している。
  • また、先日プレスカンファレンスのトリを飾りお披露目されたデモ映像に登場したオープンワールドのように思える広大な環境についてNeil Druckmann氏が言及しており、この環境がオープンワールドではないことを明言。氏は本作が明確な緊張感やストーリーを描くことを念頭に置いていることをその理由として挙げており、Naughty Dogがこのアプローチを“ワイドリニア”(Wide-Linear)と呼んでいることを明らかにしている。
  • Neil Druckmann氏は、この分かりやすい例として、仲間の命が危険にさらされているような危険な状況においても、一般的なオープンワールド作品であればプレイヤーの選択次第によって、この危険を信じず異なるサイドクエストの中から1つを選択し進めることも可能だと述べ、“Uncharted”のような作品においては、開発者側がゲームのペーシングやアクティビティを“緊張感”を保つためにコントロールする必要があると説明している。加えて、Naughty Dogが最も重要視する要素はストーリーだとする一方で、それは文章や脚本を意味するものではないと断言。詰まるところ、Naughty Dogは確かな経験を作るために取り組んでいると語り、その切り札がゲームプレイであり、グラフィックでもあると説明。Naughty Dogが作り出すこの経験が最終的に“作品がああだこうだという議論”そのものに打ち勝つ強度を持たなければならないと力強く語っている。

これまで8年に渡って最前線を走り続けたシリーズが終わりを迎えることは寂しい限りですが、物語が持つ熱量がそのまま永久に続くとは限らないばかりか、世には膨大な歴史的背景や設定をベースに“いつまでも続けられる”というビジネス的な判断の下でカタルシスをすっかり失ってしまった作品も少なからず存在しており、今回Naughty Dogが下した決定は実にパイオニアらしい決断であるとも言えます。

現在開催中のE3には、今回ご紹介したデモ以外にもう1つ非公開のセカンドデモが用意されており、このデモが今年のE3における最高の体験だったと語る声も各所から上がっており、Neil Druckmann氏やBruce Straley氏を初めとする開発者達が愛したネイトの物語にどんな幕引きが用意されているのか、今後の進捗と仕上がりに大きな期待が掛かるところです。

「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
「Uncharted 4: A Thief’s End」
情報元:GameSpot, GameSpot, イメージ:Only Single Player

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.