ボーンチャームの膨大なクラフト要素やAIの拡張など、続編「Dishonored 2」に導入される幾つかの新要素が浮上

2015年6月30日 18:51 by katakori
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「Dishonored 2」

先日、エミリーとコルヴォの選択に関する仕様や2人の能力にまつわる話題をご紹介したArkaneの人気シリーズ最新作「Dishonored 2」ですが、新たに本作の開発を率いるHarvey Smith氏が英Metro紙のインタビューに応じ、シングルプレイヤー作品に対する見解やAIの拡張、エミリー向けの新要素として導入されるボーンチャームのクラフトシステムなど、新情報を含む興味深いディテールを明らかにしています。

今回は、Harvey Smith氏のインタビューに加え、公式フォーラムの情報から浮上した続編の新要素や改善に関するディテールをまとめてご紹介します。

先日公開された国内向けの字幕入り“Dishonored 2”アナウンストレーラー
  • エミリーの登場について言及したHarvey Smith氏によると、“Dishonored 2”の前半は政治的な暗殺やエミリーの排斥を含む悲劇、そしてコルヴォによって助けられ育てられるストーリーが描かれる。一方、後半は彼女が成人の女性として、女帝として、そしてアウトローとしてどういった人物なのか、という側面にスポットが当てられるとのこと。
  • Harvey Smith氏は新作の主な舞台がSerkonos地方の主要都市で南の宝石と呼ばれる“Karnaca”(カルナカ)であることを挙げ、(ロンドンをモデルとし)疫病により荒廃したダンウォールに比べて、イタリアやスペイン、ギリシャに似た美しい外観の町並みを特色とすると明らかにしている。
  • 新たに各種能力が直線的なアップグレードではなく、スキルツリー型に変更される。これによりコルヴォの能力もより深いカスタマイズと拡張が可能となる。
  • さらに、エミリー向けの新要素としてボーンチャームのクラフト要素が導入される。前作のボーンチャームは多彩な効果を持つ約50種近いバリエーションが用意されていたが、“Dishonored 2”のクラフトによるボーンチャームの組み合わせは実に40万種に及ぶとのこと。
  • 本作がシングルプレイヤー作品であることについて言及したHarvey Smith氏は、自分自身の足で世界を歩き回り、人々の会話に耳を傾け、本を読んで世界について学ぶような作品への没頭を好むことを挙げ、個人的に口汚い言葉ではしゃぐ中学生の声が耳に入るような(所謂オンラインゲーム的な)体験は望んでいないと説明。競争を楽しむ作品はオンラインゲームやMMO、F2P作品に十分存在していると述べ、ニッチなシングルプレイヤー経験はいつの時代も必ず一定のニーズが存在すると説明。こういったオーディエンス向けの作品として“BioShock”や“Deus Ex”、“Arx Fatalis”、そして“Dishonored”を挙げている。
  • 以前にも報じられたとおり、エミリーとコルヴォの選択後に生じるミッションの流れは同一だが、その展開に変化が見られる。この展開の幅について言及したHarvey Smith氏によると、“Dishonored 2”は完全なボイスオーバーを導入し、ミッションの同じシーケンスでも異なるコメンタリが用いられるほか、同じミッション内においても展開のパスにサンドボックス的な大きな違いが見られるとのこと。また、同じミッションに対してエミリーとコルヴォがそれぞれに異なる独自のストーリー的な展望を持ちあわせていることを強調している。
  • アナウンストレーラーに描かれた展開は“Clockwork Mansion”と呼ばれるミッションの内容を描いたもので、Serkonosの発明家をターゲットとする内容となっている。
  • Arkaneは“Dishonored 2”に新たなゲームモードの導入を検討している。今のところ詳細は不明。
  • 前作のAIは、主人公が遺した痕跡をパンくずを追うように追跡する行動を見せたが、“Dishonored 2”のAIは互いに探索の範囲を分担し仲間が1度確認した場所を避け全対象範囲の探索を行うほか、状況に応じて索敵の判断を下すなど、実際の行動として探索を行うよう拡張されている。
情報元:Metro, reddit

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