先日QuakeCon会場で行われたパネルの情報を順次ご紹介している「Fallout 4」ですが、新たにイベント会場でBethesdaのVP Pete Hines氏がGameSpotのインタビューに応じ、限定版の生産や柔軟な建築オプション、新作の舞台がボストンに決定した時期など、幾つかの興味深い情報を明らかにしています。
また、先日ご紹介したPrima Gamesの公式ガイドブック“Fallout 4 Vault Dweller’s Survival Guide”が公式Blogにて紹介され、Bethesda公式ストア向けの予約開始に加え、詳細な価格情報が判明しています。(公式ストア:通常版、Collector’s Edition)
■ Pete Hines氏が語った“Fallout 4”のディテール
- ボストンが舞台となることは“Skyrim”の発売前に決定していた:Pete Hines氏によると、“Fallout 4”のプロジェクトは“Fallout 3”の発売直後にアイデアを巡らせるフェーズが始動しており、“The Elder Scrolls V: Skyrim”が発売される以前に次の舞台が“ボストン”に決定していたとのこと。
- 設定はSkyrim以前に決定していたものの、Bethesda Game Studiosはその後数年に渡って“The Elder Scrolls V: Skyrim”のDLCを含むサポートに集中し、このサポートを終えた段階で本格的な開発が始動した。(参考:この移行は2013年4月中旬に正式発表された)
- “Fallout 4”の建築はSkyrimよりも多彩なオプションを誇る:Pete Hines氏は来る“Fallout 4”の柔軟な建築要素についても言及しており、(SkyrimのDLCをプレイし、Fallout 4のゲームプレイ映像を何度も繰り返し見ているファンなら既に承知の通り)“Fallout 4”の建築要素が“The Elder Scrolls V: Skyrim”のDLCに実装されたそれよりもはるかに柔軟なカスタマイズを可能にしていると説明。“Fallout 4”の建築が予め定義済みのテンプレートに縛られないと語り、プレイヤーに建築物の様々な側面を決定する判断が委ねられるとアピール。Skyrimの建築はプレイヤーに僅かな選択肢が与えられるのみだったが、“Fallout 4”は建築物の基礎部分に多くの自由が与えられていることを強調している。
- 氏は、“Fallout 4”の建築が実際に家を建てることに近いと語り、壁を作り、ドアを設置し、テーブルを組み立て、マットレスを作成するといった個々のコンポーネント作成を紹介。こういった要素がゲーム世界で自分自身の物語を作り上げ、そこに暮らし、世界そのものを定義し自らその世界に没入する感覚を生むと説明している。
- “Fallout 4”において、プレイヤーが建築物を建てられるエリアは複数存在し、その場所は予め決められているが、氏はその場所における建築が自由に開かれていることを挙げ、複数の構造体を組み合わせてラジオ塔や宇宙船を建造した作例を紹介したほか、Pete Hines氏は人気ドラマ“ドクター・フー”のターディスを正確に再現したとのこと。(※ 60年代に存在したポリスボックス型の所謂タイムマシン)
- 限定版の生産について:Pete Hines氏によると、世界中で売り切れとなっている豪華な限定版“Pip-Boy Edition”の数が不足している状況は、希少価値を高めるために制限しているわけではなく、常軌を逸した需要によって製造を依頼した工場が限界に達したことによるものとのこと。氏は工場が既に別のプロジェクトにシフトしており、これ以上増産出来ないとの最終回答を得ていると明らかにしている。
■ 公式ガイドブックについて
- 全ての戦略とロケーション、アイテム、Lootを含むウォークスルーと詳細なマップ
- プレイヤーがゲーム内で目にする全てのPerkとアーマー、武器、アイテム、クリーチャーのスペックとリファレンスデータ
- 収集、強化、建築可能な何千ものアイテムを網羅するクラフトとワークショップの完全なリファレンス
- セカンドスクリーン経験に最適化され、最新のコンテンツを擁するモバイル対応を含む無料のeGuideへのアクセス
- 発売は11月10日、通常版の価格は29.99ドル/33.99ユーロ/14.99英ポンド、追加のコンテンツを収録したハードカバーの限定版は39.99ドル/45.99ユーロ/19.99英ポンド、
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