連日、様々な新情報が報じられている人気シリーズ最新作「Fallout 4」ですが、先ほど公式サイトにて完全に刷新されたプレイヤーのSPECIALとPerk、レベリングに関するディテールを改めて整理した情報がアナウンスされ、幾つかの新情報とシステムの全体的な概要、Perkのアニメーションや構成が確認できる解説映像に加え、SPECIALに対応するベースPerk全70種を網羅したポスターイメージが登場しました。
- “Fallout 4”のキャラクター構築におけるゴールは、プレイヤーによるSPECIALの選択がより大きな意味を持ち、プレイヤーがゲームを通じてキャラクターを作り上げることのガイドとなることを目標としている。
- プレイヤーのステータスは7つのSPECIAL(StrengthとPerception、Endurance、Charisma、Intelligence、Agility、Luck)で構成され、それぞれ1から10の数値を割り当てることができる。
- ゲーム開始時に割り振れるSPECIALのポイントは“28”。他の要素を棒にふるならば、初めから任意のステータスを10ポイントに設定しゲームを開始可能。
- Fallout 4のレベリングは、Fallout 3のようなXPベースのシステムで、Skyrimのようなスキルベースのシステムではない。しかし、レベリングのスピードはSkyrimに近く、Fallout 3ほどスローではない。これにより、ゲームプレイの早い時期にPerkを選択する多くの機会が得られる。
- 前作Fallout 3のレベルキャップは当初20だったが、Fallout 4にレベルキャップは存在しない。また、これに伴い高レベルプレイヤーもコンテンツとチャレンジを楽しめるようゲームのバランスを調整している。
- レベルアップした際に、ゲーム内のPerkチャートから取得するPerkが選択可能となる。Perkチャートは下に掲載したイメージを参考のこと。
- Perkは、SPECIALのランク(数値)にそれぞれ1つずつ割り当てられており、ランク内のPerkが取得可能となる。(※ 取得済みのベースPerkは色濃く描かれ、SPECIAL値に伴い取得可能なPerkは薄く表示、SPECIAL値が足りず取得できないPerkはグレーの塗りと破線のアウトラインで示される)例:カリスマが10に達している場合、人間の敵をプレイヤーの意のままに操る“Intimidation”Perkが取得できる。
- これにより、SPECIALとPerkの選択により多彩でバランスを保った意義深いプレイスタイルが実現される。
- 例:Agilityポイント1のPerkは“Gunslinger”で、ピストルのダメージが20%上昇する。一方、Agilityポイント10のPerk“Gun Fu”は、V.A.T.S.使用時における2番目のターゲットに与えるダメージが使用武器に関わらず25%増加する。
- さらに重要な要素として、70種ベースPerkにはそれぞれ新しい要素をもたらす固有のランクが存在しており、ミニPerkツリーとも言える構造となっている。例:Gun Fuをランクアップさせた場合、より多くの目標により多くのダメージを与えることが可能となるほか、クリティカルショット率が増加する。また、“Gunslinger”Perkのランクには、射程増や敵の装備を解除するチャンスの付与、四肢を切断するショットの発生といった要素が用意されている。
- ベースPerkの取得に必要となるのは対応するSPECIAL値だが、Perkのランクアップには要求レベルが存在する。これは、プレイヤーのSPECIALやPerkに対する投資に報いる幾つかの強力なPerkランクを登場させるだけでなく、前作に存在したPerkを新システムに織り交ぜることを可能にしている。例:前作の素手/Unarmed系による戦闘時に敵を麻痺させる“Paralyzing Palm”Perkは、“Iron Fist”Perkのランク5向け能力に変更された。“Fallout 4”において強力な“Paralyzing Palm”を取得するためには、Iron Fistをランク4まで上げ、さらにレベル46に到達する必要がある。
- さらに、古いPerkに高ランク向けの新しい要素を用意している。例:Fallout 4の“Strong Back”Perkは、所持アイテムの重量制限を引き上げるだけでなく、高ランク化した場合には、重量制限を超えた状態でファストトラベルが可能となるほか、重量制限オーバー時にAPを消費することで走ることさえ可能となる。
- なお、Perkのランクには例外も存在し、V.A.T.S.中に敵のレベルや耐性といった情報を提示する“Awareness”Perkにはランクアップが存在しない。
- 各SPECIALがそれぞれに10種のPerkを擁することで、ベースPerkは70種となる。これにPerkランクを組み合わせるとPerkの数は270種以上に及ぶ。これには、各SPECIAL毎に用意された“Training”Perkも含まれる。“Training”Perkは任意のSPECIALを1上昇させる効果を持つ。
- また、前作に存在したスキルも新たなPerkシステムに統合される結果となった。
- 例:前作の“Gun Nut”Perkは、2つのスキル(Small GunとRepair)を上昇させたが、Fallout 4の“Gun Nut”Perkは、武器の改造やクラフトのゲートとして機能する。
- 例2:Sneakは前作のスキルだったが、Fallout 4においてはPerkとして導入され、プレイヤーの検知が敵にとって困難となるだけではなく、前作のPerkに存在した“Silent Running”や“Light Step”が新たな“Sneak”Perkのランクアップとして統合された。
- また、“Fallout 4”のゲーム内には100冊を超えるインゲーム雑誌が存在しており、ここから個別のPerkとランクアップが取得可能となる。例:“Grognak the Barbarian”コミックはゲーム内に10話分存在し、“Barbarian”Perkが取得できるだけでなく、同Perkのランクアップも可能にする。この“Barbarian”Perkランクアップにより近接戦闘時におけるクリティカルダメージが上昇する。
- Bethesda Game Studiosは、SPECIALとPerkの新システム開発にあたって、他のシステムを実際に実験したものの、今回採用されたシステムが最も柔軟で直感的だったとのこと。
- 全ベースPerkを網羅したPerkポスターが“Fallout 4”の予約特典として同梱される。
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