2016年3月26日 12:07 by katakori

12月21日の全米公開に向けて、様々なプロモーションが本格化している映画「Assassin’s Creed」ですが、昨年末にご紹介したアブスターゴ社のCEOアラン・リッキン（映画版では俳優ジェレミー・アイアンズが演じている）にまつわるARG企画に新たな動きがあり、マイケル・ファスベンダー扮する現代パートの主人公Callum Lynchのメッセージが登場し注目を集めています。

ことの発端は、昨年12月下旬に映画用のプロップとして用意されたアラン・リッキンの名刺から、留守電の音声メッセージが発見され、3月25日に何らかの続報があるのではないかと見られていたもので、一部海外では初のトレーラーがお披露目されるのではないかとも噂されていました。

今回の話題は、アラン・リッキンが帰社すると予告していた3月25日に留守電のメッセージが更新され、新たに主演のマイケル・ファスベンダー扮する現代パートの主人公Callum Lynchがアラン・リッキンに対し、次のようなメッセージを伝えています。

Stay your blade from the flesh of an innocent, Hide in plain sight and never compromise the Brotherhood.

汝の刃を罪なきものに振るうな、ありふれた風景に溶け込み、教団を決して汚すことなかれ。

これは、アサシン教団が任務の達成を確固たるものするために掲げる道徳的な信条や感情の抑制、教団の保護に絡む3つの教義を読み上げたもので、長年に渡って軟禁された状況にあるCallum Lynchがどういった意図でこのメッセージを残したのか、映画版が“Assassin’s Creed”ユニバースの設定にしっかり根ざしていることを示す興味深い新展開の動向に大きな注目が集まるところです。