シーズン2の公開が迫る“League of Legends”アニメ「アーケイン」の製作費は386億円規模か、Varietyが報告

2024年11月7日 11:21 by katakori
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「Arcane」

先日、シーズン1の本格的な振り返り映像が公開され、11月9日のシーズン2パート1解禁が目前に迫るNetflixとRiotの“League of Legends”アニメ「アーケイン」ですが、歴史的な傑作となったシーズン1に続くシーズン2の仕上がりと展開に期待が掛かるなか、新たにVarietyが本作の製作やRiotのエンターテインメントビジネスに関する本格的なレポートを公開。プロモーションを含む「アーケイン」の全体的な製作費がTV/ストリーミングアニメシリーズ史上最大規模となる2億5,000万ドル(およそ386億円)に達しているのではないかと注目を集めています。

今回のレポートは、「アーケイン」が見事な成功を収めた一方で、Riotが予てから計画してきた映画やテレビ向けの進出が停滞している背景に焦点を当てるもので、その大きな一因として、前述の途方もないコストが挙げられています。

今のところ、2億5,000万ドルに及ぶ製作費の真偽は不明で、Varietyの確認に応じたRiotの共同創設者兼チーフプロダクトオフィサーMarc Merrill氏は、製作費に関する言及を控えた上で、価値のある作品をプレイヤーに届けるために必要となった費用には十分満足していると説明。かつて新時代のエンターテインメント企業確立を掲げたRiotの野心に変わりはないと強調しています。

なお、Varietyの報告によると、「アーケイン」シリーズの製作費は、シーズン1(9話分)の制作が8,000万ドルを超え、シーズン2(同じく9話分)の制作が1億ドルに迫る規模に達したほか、シーズン1のプロモーションにRiotが6,000万ドルもの自社資金を費やしており、制作から宣伝まで、あらゆる面で既存のアニメ作品を大幅に上回る費用を投下したことが報じられています。(※ シーズン2の制作コストについては、脚本の完成が遅れ、頻繁に予算超過が発生していたとのこと)

余談ながら、VarietyはRiotがかつて“アベンジャーズ”を成功させたルッソ兄弟と共に「League of Legends」映画の製作を進めていたものの、脚本にまつわる交渉が難航し、最終的に500万ドルの違約金をルッソ兄弟側に支払ったと報じており、幾つか水面下で模索が進められている“League of Legends”プロジェクトの動向に改めて注目が集まる状況となっています。

情報元及びイメージ:Variety

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