8月末にCryptic Studiosが発表した新作「Neverwinter」、2年ほど前からMMOタイトルとして噂されていた本作でしたが、発表ではシングルプレイも可能ながら、Co-opプレイをメインに据え、R.A.サルバトーレ氏のNeverwinter新3部作”Gauntlgrym”を原作にしている事などが明らかになり、Cryptic初のMMOでは無いタイトルとしても注目を集めています。
まだ全容の明らかでは無い本作ですが、EurogamerにCrypticのCOOを努めるJack Emmert氏がゲームの概要について語り、NeverwinterがBethesdaのオープンワールドタイトルの名作”Oblivion”に見られる世界の探索を備えた、BioWareの名作”Dragon Age”をCo-opプレイする様なタイトルをゴールにしている事を明かしました。
フォーカスは少し違うと述べた氏は、しかしシネマティックなカットシーンが有り、ボイスアクトを備えたNPCが存在し、Dragon Ageのエッセンスは確かにあると発言、Neverwinterチームが多くの具体的な影響を受けているとその例を挙げています。
さらに氏はNeverwinterがBioWareの”Neverwinter Nights”とObsidianの”Neverwinter Nights 2″の確実な続編だと述べ、Crypticの4作目のタイトルとして大きくセッティングは変わってしまうものの、Neverwinterもオンラインのみのゲームだと発言しています。
シングルプレイが可能なRPGタイトルとして矛盾にも思える発言ですが、Emmert氏はソロプレイについて「ソロをプレイする事は出来る」、「但し常にプレイはオンラインで、オフラインはありません。しかし確かにコンテンツによってはソロプレイも可能です」と、あくまでオンラインCo-opのウェイトが高い物である事を強調しています。
また、本作はGuild Warsにも似た構造を有しており、インスタンスの冒険に加え、ハブとして機能しNPC達が住む都市や町が存在、ソロプレイを行う場合には町のNPCをメンバーとして雇う事が可能である事が明らかにされています。
また、Dungeons & Dragonsタイトルとして第4版をベースにした内容になる事がプレスリリースから明らかにされていますが、Jack Emmert氏はGamespotのインタビューにも応えており、現在Wizards of the Coastと共にゲームシステム部分のデザインを進めている事を明らかにしています。
現在は4版でスポットが当たったカリスマの扱いや、クラス能力が”任意で使える物”と”エンカウント毎に一度使用できる物”、そして1日に1回の使用が可能な3種類の能力に分類される事、さらに4版独特のルールをどうゲームに盛り込むかについて様々な検討を進めているとの事。
スタジオの前作であるStar Trek Onlineの成否や、コンソール対応などスマッシュヒットに恵まれないCrypticですが、今回の大作感と意気込みがどうNeverwinterに形を与える事になるか、今後の続報が楽しみです。Neverwinterのリリースは2011年Q4の予定で、対応プラットフォームはPCとなっています。
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