女性主人公が登場する新ビルドの戦闘デモなども行われ、前作のバルダーズゲート的なポーズを多様する非リアルタイム戦闘からアクションRPGかと見紛うようなポップな進化を見せている「Dragon Age II」、プレイヤーキャラクターも前作の3種族×2の計6パターンから、Mass Effect的なシステムになった主人公”Hawke”の男女2パターンに変更され、ビジュアルイメージの大幅な変更も含めた変化の大きさはカジュアル化したとも語られるシーンを見かけます。
そんな中、NowGamerがDragon Age IIのリードデザイナーMike Laidlaw氏にインタビューを行い、外見のポップさの奥に所謂BioWare的な要素が多く見え隠れする興味深い新情報が明らかになりました。
まずLaidlaw氏が明らかにしたのは前作のセーブデータがインポート可能である事でした。主人公がまったく違う人物である事や、舞台がかなり北方へと移動した事など含め薄いと思われた前作との関連ですが、やはりBioWareだけにそんな簡単な話ではないようで、前作の決定や人物・種族の出来事がDragon Age IIの歴史や世界に大きな影響を与えるとの事。
さらに、Laidlaw氏は先日オリジナルのDragon Age: Originsに登場した最新DLC”Witch Hunt”にて、エンディング以降の”その後”が描かれる事となったMorriganについて言及、彼女が抱いた意志は明確にDragon Age IIにも大きな影響を与える事を示唆しています。
そして前作の物語の中でポイントとなる出来事が多く描かれた精神世界の様な空間”Fade”がDragon Age IIに再び登場する事を明言、Fadeに非常に危機的なシチュエーションが用意されている事を述べた氏は、まだこの詳細については多くは明かせないと語っています。
Morriganの登場や前作のプレイ内容の影響等、カジュアル化の印象とは別にBioWareらしさはしっかり裏側で息を潜めている様子で、ますます続報が楽しみになったと言えそうです。
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