存在は明言されつつ比較的長い潜伏期間を経て、先日遂に正式発表されたSaints Rowシリーズの最新作「Saints Row: The Third」、ビジネスで大成功した前作の主人公グループ”3rd Street Saints”達の新しい戦いが描かれことなる本作の武器に関する新情報がGame Informerにて公開されました。
前作ではピストルやサブマシンガン、アサルトライフルにグレネードなど、シュータージャンルにおけるスタンダードな銃器が多く登場していましたが、ユニークなところでは日本刀やチェーンソー、催涙スプレー、フルオートのハンドガンなど、実に多種多様な武器が存在していました。
今作ではこれらの既存武器に加え、更に攻撃手段が拡張される模様で、以下の様な新武器が紹介されています。
Game Informer誌は既にSaints Row: The Thirdのデモンストレーションを体験しており、街の駐車場で出くわしたルチャドール(メキシカンスタイルなプロレスラー)のギャンググループとの間に発生した戦闘でAir Strikeを使用、レーザーによって着弾地点をガイド可能なナパームの絨毯爆撃によりルチャドール達は肉塊へと変化したとのこと。もはやストリートギャングじゃない……。
こちらはModern WarfareのAC-130に似たトップダウンに近い視点から、アナログスティックを操作し、敵グループに直接爆撃を加えるもの。ストリートギャング……?
上空からの攻撃は空爆とドローンでばっちりですが、安全なビークルに乗り込んだギャングどもを地上から攻撃する為に”RC Gun”が用意されています。
RC Gunは小型の虫ロボットを射出するもので、これを操作し敵ビークルに張り付く事で、ビークルのコントロールはプレイヤーへと移り自由に操作可能となります。あとは煮るなり焼くなりお好きな様に……といった所ですが、当初は車相手に活躍するであろうRC Gunはいずれ、戦車やヘリコプターにも対応可能になるアップグレードが用意されているとのこと。楽しそう!
前作でも一部の武器にアップグレードが用意されていましたが、Saints Row: The Thirdではレベリングシステムが導入され、レベル上昇によるPerkの解放や武器のアップグレードが購入可能になります。
例として、標準のショットガンを3バレルのGravediggerに強化したり、アサルトライフルにスコープやグレネードランチャーがアタッチ可能になるとのこと。上のイメージでもごっつい形に変化していることから、見た目のインパクトにも期待したいところです。
もう解説するのもばかばかしい限りですが、Saints Row: The Thirdでは大人のおもちゃが近接格闘用の武器として登場します。
イメージがないので詳細は不明ですが、どうやら芯のあるタイプではなく、柔らかめのディルドータイプな模様で、物理演算により自分の意志を持ったかのようにぶんぶん振り回せる素早い攻撃が加えられるとのこと。
Game Informerでは道行くおばあちゃんにSex Toy Batで襲いかかったらしく、可愛そうなおばあちゃんは血しぶきを上げアスファルトに打ち付けられたと記されています……。さすがSaints Row。
という事で、早くも目眩がするような正当進化を遂げたSaints Row: The Thirdですが、一体この先何が待ち構えているのか?マジ○チ振りを存分に発揮したゲイリー・ビジーに加えて、本職のお姉さんテラ・パトリックまで登場した前作のプロモーションを考えると、今回も大変カオスな展開が待っていると予想されます。
Saints Row: The ThirdはVolitionが開発を進めており、リリースはホリデーシーズンの予定。対応プラットフォームはXbox 360、PS3、PCとなっています。
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