ベータテストも遂にスタートし、PS3期待の超大作として注目を一手に集めるアンチャーテッドシリーズの最新作“Uncharted 3: Drake’s Deception”、2009年を文字通り席捲したUncharted 2: Among Thievesの大成功はNaughty Dogを一躍スターデベロッパへと押し上げ、PS3プラットフォームのゲーム開発全体を底上げするなど、アンチャーテッドシリーズはもはやPlayStationブランドに無くてはならない存在となりました。
そんなNaughty DogのボスEvan Wells氏が1996年にPlayStationでリリースされたクラッシュ・バンディクーから始まったスタジオの歴史について語るインタビューがGame Informerに掲載、その中からアンチャーテッドシリーズの一作目「Uncharted: Drake’s Fortune」が開発当初、水中都市ラプチャーを舞台にしたあの“BioShock”にそっくりなゲームだったことを明らかにしました。
Evan Wells氏によるとUncharted: Drake’s Fortuneの開発当初に作られた技術デモは“Moon Pool”と呼ばれたもので、水を表現する技術にフォーカスしたものだったとのこと。さらに開発初期におけるコンセプトの1つは水中にある施設を舞台にしたもので、実際に水中施設の開発も進められ、Sonyとの契約に至った時点ではまだ水中を舞台にしたタイトルだったそうです。
さらにWells氏は、開発初期のBioShockがトロピカルな南の島を舞台にしていたとKen Levine氏が語ったインタビューに触れ、2つのタイトルがお互いのアイデアを横断するような流れになったことを非常に愉快な出来事だったと振り返っています。
もし何かの歯車が1つでも違えば、BioShockとアンチャーテッドの中身が入れ替わっていた“if”が存在したかも……と考えると、些細なアイデアやひらめきの集積がヒットタイトルの運命をどのように形作るのか、非常に興味深い話題だと言えそうです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。