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トリロジーの最後を飾る大作として大きな注目を集めている「Mass Effect 3」ですが、CVGがBioWareのサウンドデザイナーRob Blake氏に行ったインタビューから、BioWareとBattlefield 3の開発を進めているDICEが非常に深い協力関係にあることが明らかになりました。

現在進められているMass Effect 3の開発では、BioWareがDICEの成し遂げた技術の上に新たな要素を構築することにトライしていると語ったRob Blake氏は、BioWareの開発者がDICEのBattlefieldやMedal of Honorシリーズに携わる開発者達と打ち解けた状態でコミュニケーションを交わしており、多くの知識や資産の共有を行っていると発言、実際にMass Effect 3にはDICEから得た技術が幾つか搭載されると明かしました。

氏は具体的な例として、Mass Effect 3に登場するアサルトライフルが環境に併せて変化するレイヤーを持っている（※ 恐らくカスタマイズの事を指していると思われる）ことや、壁で反射するショットガンの音など、自然音響技術におけるリアルなインタラクションを挙げており、確かにDICEの特徴的な技術が流入している様子が窺えます。

また、氏はBioWareがMass EffectシリーズとBattlefieldシリーズに大きな差異が存在をすることを前置きした上で、BioWareがBattlefieldシリーズを深く愛しているとも語っています。

こういったスタジオの枠を超えた技術交換やナレッジの共有などはゲーマーにとっても喜ばしいポジティブな相乗効果と言え、今後多くの続報が控えるMass Effect 3の完成度にますます期待が高まるところです。