今月始めに海外情報サイトのCVGがPSM3の最新号に掲載された情報として、DICEのボスKarl-Magnus Troedsson氏が「Battlefield 3」の開発“途中”にリードプラットフォームがPCからコンソールに変更されたとの内容を掲載、真偽不明のこの噂に内外のファンボーイ達が反応し各所で不毛な議論が交わされていました。
そんな中、DICEのVOプロデューサーを務めるTomas Danko氏が取り乱したファンの質問に回答し、噂が事実でないことを明らかにしました。
Tomas Danko氏によると噂の内容には誤読があり、実際にはPC版Battlefield 3の開発に数年を費やしデザインが完了した後に、10ヶ月の期間を掛けてコンソールへの移植作業が行われたとのこと。
もちろんBattlefield 3には実装が間に合わなかった幾つかの要素やBattlefield 2からの変更点がありますが(しばしば例に挙げられるのが司令官システム)、ゲーム性の変更点については早くから変更内容やその理由が挙げられており、実際には開発途中でリードプラットフォームが変更されたことに起因する(と噂される)要素の削除などは認められず、現在も多くの改善/調整や追加機能の開発が進められている状況にあります。
なお、Battlefield 3登場と共に大きな話題を呼んだFrostbite 2エンジンのライトマップ周りの仕様や、DirectX 11 APIや64-bitプロセッサ利用の最適化、スケーラブルなレンダリングシステムを始め、PCプラットフォームを主軸に開発を重ねた上でのダウングレードが模索されていた経緯が見られたSIGGRAPHやGDCでの技術パネルなどからも、DICEがPCをリードプラットフォームとして基礎研究から開発を重ねてきたことは明確であり、DICEがPCに詰め込んだいくつものアドバンテージにもその足跡がはっきりと確認できるのではないでしょうか。
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