情報流出を見事に押さえ込み、先日開催されたVGAにて大きなサプライズと共にお披露目が行われたNaughty Dogの新作「The Last of Us」ですが、その見事な演出と表現、深い物語性を示唆するテーマに世界中の注目が日を追う毎に高まっている様子が各方面から感じられます。
本日、そんなThe Last of Usの美しい2枚のコンセプトアートが登場、これまでのポスト・アポカリプスとは少し毛色の違うビジュアルが確認できます。
今回はこの新しいコンセプトアートと共に、キービジュアルに影響を与えたと思われる映画“I Am Legend”のシーンと比較した興味深いイメージを併せてご紹介します。
既に幾つか登場しているインタビューなどからはコーマック・マッカーシーの代表作となった小説“ザ・ロード”へのインスパイアなどが明言されているThe Last of Usですが、海外メディアではビジュアル面に映画“I Am Legend”の影響が見られるとの指摘が多く行われており、世界背景の関連にも注目が集まっています。
なお、リチャード・マシスンの小説“地球最後の男”を映画化した“I Am Legend”も“The Last of Us”と同様にポスト・アポカリプス後の世界を生き残る男の物語でしたが、その仕上がりについては残念ながら過去の映画化に遠く及ばず、エンディングの大胆な変更などマシスンが描いたテーマをぶち壊す結果となりました。
この類似点の発見から一部の海外メディアでは“The Last of Us”と“I Am Legend”を並べて語る状況も登場していますが、Naughty Dogは本作で描く要素の1つに“人間性の条件”を挙げており、前述したコーマックの影響も鑑みれば“I Am Legend”と同じ轍を踏んでしまうとは考えられません。マシスンの作品やザ・ロードなど、偉大な先達がポスト・アポカリプス物の皮を被る事で描いた本質的なテーマをNaughty Dogがどう料理するのか、今後の続報と仕上がりに期待!といったところでしょうか。
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