来月3月7日からサンフランシスコで開催されるGDC 2012の各種パネルや出展のニュースが続いていますが、本日Eidosの終身プレジデントとしてお馴染みイアン・リビングストン御大がGDCに登壇し、「From Dungeons to Downing Street – How Games are Growing Up for Good!」(ダンジョンからイギリス政府まで、どうやってゲームが弛まない成長を遂げているか)と題されたパネルディスカッションを行うことが明らかになりました。
GDCの公式サイトに掲載されたパネルの概要には、ゲーム産業がマスメディアの中でしばしば否定的な表現で紹介され、ゲームが出来る“良い事”はめったに報告されない現状について記されており(※ 特に近年のイギリスメディアではヒステリックなビデオゲームへの糾弾が顕著)、ゲームがもたらす社会の活発化や、学校における学習ツールとしての利用機会など、近年政府側からビデオゲーム産業に向けた大きなテコ入れが目立つイギリスで、産業と政治、教育を橋渡す存在として活躍する御大が、イギリスのビデオゲーム産業に台頭する新しい形のチャリティービジネス(※ ゲームをプレイしているだけで少額の寄付を可能にする“playmob”など)について語るとのこと。
また、先日ゲームデザインの修士課程を新たに設立したニューヨーク大学からは、同大学が設立に関わったゲーム開発の研究コンソーシアムGames for Learning Institute(G4LI)の設立者の1人でもあるJan L. Plass氏が登壇し、“AAA Game Mechanics Inspiring Learning and Assessment Mechanics”(AAAゲームに見る学習の励起と評価メカニズム)と題された講演を行うことや、PreloadedのPhil Stuartwill氏が“More Than Fun: Designing Games With Purpose”(楽しさを超え“目的”を備えたゲームのデザインを行うこと)といったパネルが新たに開催されることも明らかになっています。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。