かつてRainbow SixやGhost Reconシリーズなどオールドスクールな分隊ベースのタクティカルシュータージャンルで活躍し、その後Halo: Reachのリードデザイナーも務めた開発者Christian Allen氏が、新たに起ち上げた新スタジオ“Serellan LLC”の新作シューター「Takedown」の開発資金をKickstarterで調達することに成功したことを先日お伝えしましたが、昨晩Allen氏がEurogamerのインタビューに応じ、昨今注目を集めるビデオゲーム開発分野におけるKickstarter利用と大手パブリッシャーの関係について言及しました。
Christian Allen氏は、Kickstarterで進められるクラウドな資金調達が既に確立済みのパブリッシャーが推進するビジネスモデルの傍流として存在していると述べ、いわゆる“リバイバル”タイトルが多く存在するKickstarterタイトルはメインストリームのゲーム群と競合するものではないと説明しています。
さらに、氏はKickstarterがゲーム開発におけるサンダンス映画祭(※ インディ映画の登竜門として知られる)的な存在となっても、人々はメインストリームタイトルを購入したいと考えるだろうと語り、ビジネス的な出番を失ったジャンルが成功することが出来るニッチな場所として理解している旨を明かしました。
また、Takedownが500万本を販売する類の期待を込めたタイトルではないと強調し、2,700万本を売り上げチャートのトップに君臨するような事態はありえないと発言。Kickstarterは、開発者が得た反響に併せて適切な予算とスコープを備えたゲームの実現を可能にする現実的な市場だとの見解を示しています。
余談ですが、先日Infinity WardとActivisionを退社したお馴染みRobert Bowling氏が“Takedown”のKickstarter企画終了直前、資金調達の目標がクリアできるか否かという状況に陥っていたところに7,500ドル(約62万円)の資金提供を行ったことが判明しています。
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