本日、「Take-Two」が2012年3月末に終了した2012会計年度の業績報告を行い、注目作のリリーススケジュールに関する変更や今後のラインアップ、現行フランチャイズのセールスなど、様々な情報が明らかになりました。
今会計年度の総収益は8億2580万ドルで、Red Dead Redemptionが爆発的なヒットを記録した前年度の11億3690万ドルから大きく縮小し、前年度は4800万ドルを計上した純利益から、今年度は1億770万ドルに損失を出す結果となっています。
また、前年度では全体の9%を占めていたデジタル販売の収益が13%に上昇しており、Grand Theft AutoやRed Dead Redemption、Civilizationといった主要フランチャイズが販売を牽引したとのこと。
一方、第4四半期の収益は前年同期の1億8230万ドルから1億4810万ドルに減少、損失は前年同期の2240万ドルから6600万ドルへと増え、年間報告と同様の傾向が見て取れます。
なお、Take-TwoのCEOと会長を兼任するStrauss Zelnick氏は今回の業績報告にあたり、デジタル流通やモバイル向けの収益が増加している傾向を強調、新IP開発に焦点を当てたチャレンジと共に、昨今のパワフルなタブレットなどを視野に入れたモバイルプラットフォーム向けのビジネスに力を入れると語っています。
主要フランチャイズと今後のタイトルラインアップに関するハイライトは以下からご確認下さい。
■ 主要フランチャイズのセールスハイライト
- 「L.A. Noire」が500万本を販売しセールスを牽引。しかし前年度に大きな利益をもたらした“Red Dead Redemption”(FY11終了時に850万販売を記録し、累計1300万出荷を突破)には及ばなかった。
- 「Max Payne 3」がローンチで300万本近くを出荷。2013会計年度の最も著しいリリースの1つと予想される。
- 「NBA 2K12」が500万セールスを突破し、2K Sportsブランド史上最も売れたタイトルに。
- 「BioShock」フランチャイズが合計で950万販売に到達。
- 「Borderlands」が600万販売に到達。
■ 2013会計年度以降のタイトルラインアップ及びリリース情報
- 「Max Payne 3」のDLCは今年秋リリース予定。
- 2K Marinによる新作シューター「XCOM」は2014会計年度へと延期。
- 「Grand Theft Auto V」のリリーススケジュール情報は報じられず。
- 「XCOM: Enemy Unknown」が北米で10月9日に発売、その他地域は10月12日。
- 「BioShock: Infinite」は2013年2月26日リリース予定。
- 「Borderlands 2」は9月18日北米リリース、その他地域は9月21日。
- 「Spec Ops: The Line」は6月26日北米リリース、その他地域は6月29日
- 「Sid Meier s Civilization V: Gods & Kings」が6月19日北米リリース、その他地域は6月22日。
- 「NBA 2K13」が2012年10月にリリース予定。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。