先日、VGAにて待望の新トレーラーがお披露目されたNaughty Dogの新作「The Last of Us」ですが、本日VG247が本作のクリエイティブディレクターNeil Druckmann氏のインタビューを掲載し、新たな女性キャラクター“Tess”を今年4月に起用が発表された女優アニー・ワーシング(※ ドラマ“24”の後期シーズンにおいてジャック・バウアーの重要なパートナーとして登場したFBI捜査官ルネ・ウォーカー役で知られる)が演じていることが明らかになりました。
また、このインタビュー公開に併せてアニー・ワーシングとトロイ・ベイカーによるモーションキャプチャーの撮影風景や新スクリーンショット、さらにTessに関する幾つかの具体的なディテールが判明しています。
- Tessはブラックマーケットのオーナー/ディーラーで、Joelのパートナーとして登場。生き抜く為ならば何でもやるという点において2人は類似している。
- Druckmann氏はNaughty Dogが女性キャラクターの描写において、現在のビデオゲーム市場における女性の(ステレオタイプや流行の)描写に左右されず、EllieやTessがまるで実在の人物かのように表現したいと強調した。
- Naughty DogはUnchartedシリーズの3部作を通じ、ハリウッドとの仕事を容易に進める経験を得ており、現在映画産業の俳優達は確かなキャリアの1つとして広くゲーミング関連に着目しつつあると考えている。
- Ellieを演じる女優アシュレー・ジョンソンは、ビデオゲーム市場における女性の描写に幾つかの見解を提示。昨今の女性描写が過度に性的だと述べ、もうひとつステレオタイプでBadassな男性キャラクターに対立する類の描写を挙げた。さらにジョンソンは新生Tomb Raiderの主人公である若きララ・クロフトを挙げ、Epicな映像に対して、ララの弱さ、傷つきやすさがステレオタイプではない興味深い変化だと述べている。
- さらにジョンソンは“BioShock: Infinite”のボックスアート公開により波及しているジェンダー問題に言及。ビデオゲーム産業がボックスアートに女性を描かないことが一般的な流れとして認知されていると提起。Druckmann氏もこれに賛成し、ボックスアートに女性或いは少女を配した場合、ゲームの売上げが落ちるという誤解が存在していると語り、The Last of Usではこういったジェンダー問題にも前向きに取り組んでいるとの姿勢を強調した。
- 余談ながら、BioShock: Infiniteボックスアートの件は、銃を手にしたブッカーを大きく描いたアートワークが(深いテーマや暗い物語、宗教的或いは人種差別のモチーフを扱うInfiniteの内容に対し)いささか単純或いは浅すぎるのではないかとの声がファンから多く上げられたことに対し、Ken Levine氏がボックスアートは定期的に情報サイトをチェックするコアなファン向けのものではなく、店頭で初めて存在を知る、“BioShock: Infinite”のタイトルすら聞いた事のない層に向けたPRの一部だと発言したことに起因するもので、あくまでビジネス的なジャッジを述べたに過ぎず、ジェンダーに絡む直接的な発言は行っていない。
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