先ほど新たなゲームプレイフッテージを含むインタビュー映像とスクリーンショットをご紹介した「The Last of Us」ですが、先週ロサンゼルスで開催された初のハンズオンプレビュー解禁により、本作の主な敵となる“感染者”のディテールや、周辺の物音を聞き分け状況を判断する新要素“Listen Mode”、主人公EllieとJoelが置かれている背景に関する幾つかの新情報が明らかになりました。
今回はこれらの新情報と共に、感染者の進行度を示す複数のコンセプトアートを含む新たなアートワークをまとめてご紹介します。
■ 新要素や感染者に関するプレイディテール
- 今回イベントに出展されたデモは20分程度のゲームプレイが可能なビルドだった。
- 物資が限られている本作のサバイバルは周辺の物音を始めとするサウンド情報が非常に重要で、“R2”ボタンを押している間、描画がモノクロとなり雑音等を聞く事で、壁越しの感染者達が可視化される“Listen Mode”が使用可能だった。(※ Hitman: AbsolutionやBatman: Arkham Cityにも見られた可視化モードに似ている)
- 本作の主要な敵として登場する菌に冒された感染者には、感染の進行度による3種のステージが存在し、今回のデモ中に以下の2タイプが確認された。
- 感染初期段階の“Runner”は、まだ僅かに人間性を残しており、その動作にはウィルスと人間性の内面的な葛藤が感じられる。しかし彼らはそれを抑制することは出来ず、“視界”に入った生存者達に対し、退くことなく、ときには走りながら(驚く程早くはない)迫る。
- 感染が2段階目に進んだ“Clicker”は、眼窩で成長した菌が露出することにより顔面が破壊され、盲目となっているが、口から(名前の由来でもある)クリック音のような雑音を発し、その反響によって周辺の状況を感知している。
- 3段階目については詳細不明だが、今回公開されたアートワークには菌の著しい成長により人体が活動を停止し、胞子をばらまくステージを想起させるコロニーらしきイメージが確認できる。
- 今回のデモ中には3~4体のRunnerと1体のClickerがセットで登場するシーンが確認された。
- デモの前半では弾薬が乏しいことから感染者を無力化することは困難だが、後半ではショットガンと十分な弾薬が手に入り、感染者達を撃退することができた。なお、このショットガンと弾丸は今回のデモ向けに用意されたものだったとのこと。
- 治療キットやモロトフといったクラフトアイテムの材料となるハサミやダクトテープ、ぼろ布、割れたガラスといったアイテムがそこかしこで入手できる。これら素材の入手時には価値を示す円グラフが示された。
- 今回のデモには以下のクラフトアイテム用素材カテゴリが確認された。
- バッテリー
- ブレード
- バインディング
- 布
- アルコール
- 爆発物
- 砂糖
- 近接武器
- 治療キットはアルコールとぼろ布から作成可能だった。
■ ゲームの世界背景に関する情報
- EllieとJoelはボストンの隔離地域から出発し、感染拡大を防ぐ為に爆撃された(が、無力化には至らなかった)非保護地区に存在する武装グループ“Firefly”の元へと向かっている。なお、本作の舞台は感染による大規模な崩壊から20年が経過している。
- ゲーム内には3Dオブジェクト化されたノートやコミック、Fireflyのログ、トレーニングマニュアルといった収集物が存在する。
- Naughty DogのクリエイティブディレクターNeil Druckmann氏は、本作が現実的な雰囲気を持ち、他の生存者や感染者との生き残りを掛けた戦いの中で“確かに人を殺害している”感覚を宿していると発言。本作が悪いならず者達と戦う主人公を描く類の作品とは異なるゴールを目指していることを改めて強調した。
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