先日開催されたSonyのE3プレスカンファレンスにて上映され、凄まじいキャラクター表現とそのクオリティを逆手にとった愉快なコメディ演出で大きな注目を集めたQuantic DreamのPS4技術デモ「The Dark Sorcerer」ですが、本日12分に及ぶ本編映像が公開されました。
PlayStation Blogによると、スコットランドの俳優David Gantが演じた老いた魔法使いのモデルを含むキャラクター達はそれぞれ約100万ポリゴン程で、1体につき350MBのテクスチャと約40種の異なるシェーダーが適用されており、舞台となるスタジオと併せて計400万ポリゴン程度の演算が行われているとのこと。
また、全体に渡って物理ベースのシェーダーやボリューメトリックライト、フルHDR、カラーグレーディング、物理レンズ(色収差や3DのDoF処理に役立つとのこと)、肌表現の為の半透明シェーディングなどが適用されているほか、映画的なエフェクトとポスプロ後風のライティングが印象的な映画的シーンと、現実感漂うセットで劇的に異なるライティングは全てリアルタイムで処理されているそうです。
なお、今回のデモに用いられたPS4用エンジンはまだ開発中で、最終版に実現されるほとんどの特徴がまだ実装されていないとのことですが、Quantic Dreamがこれを完成させた場合、一体どんな作品が登場するのか、今後の進捗が今から楽しみな技術の1つと言えそうです。
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